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着物と洋服をボーダレスに、「令和モダン」
令和モダン推進部の部長、ココ純です。
「令和モダン」
おかげさまで界隈でけっこう広められてる感はあるのだけど、結局「令和モダン」ってなんなのか?「令和モダン」はどっから生まれたの?
なんで令和モダンやってるの?
って話を意外としていなくて、ちゃんと書いておこうと思いました。
令和モダンに対する想いを!
読んでください!
エネルギー注ぎ込んだので最後まで読んでくだい!笑
「令和モダン推進部」
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Photo by おかざきゆか
(夏に古民家レンタルして浴衣で撮影会した時の写真。月島でもんじゃも食べたよ♪)
令和モダンを広めるために「令和モダン推進部」というのがあって、メンバーは3人。
アベリちゃん、もぐちゃん、そして私ココア純が部長です。
私が部長です!←
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↑枠にとらわれないアイディアと、センスの塊、言葉数は少ないけど大好きなものに対しての熱量がすごい、推進部のスタイリスト、アベリちゃん(そしてとにかく可愛い好き)。
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↑着物の知識がとにかく豊富で、冷静な視点と、まとめるのが得意。思ったことをズバッと言ってくれる、本当に頼りになる、もぐちゃん(そしてとにかく可愛い好き)。
2人のどちらが欠けても今の令和モダン推進部はありません。私だけだと何もできないので。
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↑そして私。
どうやったら令和モダンを楽しんでもらえるか?どんなイベントやろうかな?あの人とこんな事したいな、ただただ閃いたことを言ってます。
イベントでは着付けはほとんど2人にお任せしていて、やっぱ得意な人がやるのがいちばんいいので。
形にしてくれるのは2人って感じです。(感謝)
あと、こうやって記事を書いたり発信したり、イベントとかする時に窓口になることも多い。広報的な役割かな。ハブっていうんですか?
こう見えて(?)ちゃんと帯を結べるのはもぐちゃんだけなんです!私もちゃんとは結べない。
(そもそも「ちゃんと」って何?って議論はあるんだけど、今回はちょっとそれは置いておいて)
でも、なんで着物が着られているのか?
そんなお話も書いていきます。
令和モダン推進部の発足秘話については長くなるので、また別途書きますね。(気が向いたら笑)
令和モダンは「スタンス」です
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Photo by またにー〈マタヒラ タカマサ〉
令和モダンっていうのはあくまでも「スタンス」。
よって、令和モダンスタイルというのは無いです。
(例えば「これを付けると令和モダンだよ」みたいなのは、無い)
だから、着物を「正統派な着方」と「令和モダン」と分けてるわけでもないです。
スタイルやジャンルじゃないからです。
ふだん、皆んなが着てる洋服のように、着物も選択肢のひとつとして、自由に好きなものを着ましょ!っていう提案です。
「着物と洋服をボーダレスに」
これはアベリちゃんから出てきたワードで、それだ!と、もぐちゃんと2人で納得しました。
このワードに全てが詰まっている!
●着物って難しくないよ
着物が正装・敷居が高いというイメージになったのは最近のことで(着物業界のブランディングの失敗が大きいと思う)、室町時代とか昔々はもっとゆるゆる。
適当に着物を着ていました。考えてみたら、普段着がそんなにきっちりしてたら肩こっちゃうよね。笑
衣類としての機能性を考えても、ワンピースとか巻きスカートみたいな感じで、帯とかも別に要らない。帯したければ結べばいい。気分で、好みで着ればいい。
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↑これは、サロペットを着た上に羽織りをふつうに羽織って細めのベルトしただけ。サクッと着物気分味わえるので羽織は最初の1枚に、かなりオススメ♪
●着物を普段着に
着物って一張羅ってイメージがありませんか?一張羅までいかなくても、夏のお祭りの時に浴衣を着よう!とか、やっぱり特別感があるよなーって。
(時には特別感も大事だし、それはそれで好き。)
でも、可愛いしもっと気軽に着たい。
普段着にしたい!
日本人だし!
着物1枚あれば、着物の下はニット、Tシャツ、タンクトップ、何でもいい。
下はスカート、デニムのパンツ、タイツ。
履くものもヒール、サンダル、スニーカーでも。意外となんでも合うんです。
帯ではなくベルトをしてみたり。
ベルトさえなくてもいい。
また、洋服に年齢や性別は関係ないように、着物も誰が着てもいいものです。当然ながら。
性別のボーダレス
年齢のボーダレス
も、同時に伝えていきたいと思ってます。
以上が、私たちからの「令和モダン」という「スタンス」の提案です。
センスもお金も要らない
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Photo by 林ひろみ
「可愛いけど、私はそういうセンス無いから着れないー」
ってたまに言われるんだけど、センス無いからって洋服着ない人はいないでしょ?
特別なセンスは必要なく、私は心地のよさや動きやすさで決めて着てます。
着物や洋服というジャンルを問わず、好き!可愛い!って思ったのものを着ましょ。
大事なことですよね。
あと、着物はお金がかかる!高い!ってイメージもなかなか拭えなくて。
そんなことないんです。
私が普段着てるのは古着・アンティーク着物屋さんや骨董市で買うことが多いです。「可愛い!」と思ったのしか着てないけど、1000円くらいからお手頃かつ可愛い着物はたくさんあります。
●好き、っていう感覚を纏う
いわゆる「いい着物」とされているもの、私にはよくわかりません。
でも、実際に触ってみて触り心地が好きだなとか、羽織ってみて着心地がいいなって思えるなら、それはお気に入りの1枚になるわけで、ハイブランドの服だから着るって選択にはならいのと一緒で、「好き!」を大事にしていきたい。
化繊の着物もいいと思います。この柄を着たい!って思うなら、とにかく羽織ってみる。
これは着物や洋服に限った事ではなく、私のスタンス。
●いろんなところに着物が隠れてる
実家のタンスに眠ってる着物ありませんか?
おばあちゃんちや親戚の家に意外とたくさんあったりしますよ。
レアケースだけど、私は小田急線で見知らぬ女性に声をかけられて、結果的にたくさんの着物をいただきました。まあこれは特殊中の特殊な話だけど。笑
令和モダンのはじまり
●モクさん
元々は、モクさんという神社マニア(元々西野さんサロンの部活があった頃の神社部の部長)との間で「令和モダン」のワードは生まれました。
私の祖父が着物のお仕事をしていたこともあり、実家のタンスにはけっこういい着物や浴衣が眠っていました。
ただ、私は自分でも呆れるほどの面倒くさがり屋で、帯の結び方も分からないし、調べて覚えるのも面倒、わざわざ着付けに行くのも面倒ってことで、滅多に着物は着ていなかった。
●エリコさんの存在
そこでモクさんが紹介してくれた、横浜の方にお住まいのエリコさん。日常的に着物を着てる方です。
冬には着物の下にニットを合わせたり、夏にはサンダルを履いて、まるで洋服のようにごく自然に着物と洋服を組みあわせてるんですよね。
古民家のギャラリーもとても素敵です。
→スタジオ蓮間
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Photo by ササキジュンコ
なんといっても、帯が衝撃的だった。
半幅の帯を真ん中ではさみでチョキンっと切って、それをくるっと巻き(1周半くらい)、それを帯留めで結んでるだけ。
帯を切っちゃうのかー!
ってゆーか、めちゃ簡単!
これでいいのかー!!!
でした。
帯が結べないから着物を諦めてた私には、衝撃と共に「これだ!!」と直感したわけです。
私みたいに同じ理由で着てない人に伝えたい!と。
コレがきっかけで、令和モダンを広めたいと言う気持ちが強くなったんです。
これから私たちがやりたいこと
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Photo by おかざきゆか
●令和モダンの広め方
令和モダンを広める方法として、レンタルや古着の販売、着付けやアイディア伝えるイベントなどしていきたいと思ってます。
今も、イベントはできる範囲でやってます。
とにかく今は着てもらうキッカケを作ろうと。
遠方の人にも直接伝えたい!
呼んでくださーい!
交通費くださーい!!←
あと、古着着物・アンティーク着物屋さんでの着物のお買い物の同行もしたい!なとか、いろいろやりたい事が出てきました。
●日本のものってすごい
令和モダンを始めて気づいたことは、わたし日本の物がすごく好きなんだなってことでした。
その中で私の表現として出逢ったのが着物。
着物ひとつとっても、よく使われている素材の一つ「絹」ってすごいんだよとか、着物は反物(=直線)でできて、だから生地に無駄が出ない、とか!
日本人が使ってきた物、作ってきたものってすごくて、日本の良さを、文化を軽やかに伝えていきたいな。
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●場所がほしい
令和モダンやってると、着物を広めることに使ってもらえるならって着物をいただくことも増え、あと前述したように古着で意外とお手頃に手に入るので、可愛い!好き!と思うものを集めていて、着物は少しずつ集まってきています。
ただ、着付けするにも何かを伝えるにも、着物を保管するにも場所がありません。
着付けは2畳くらいあればできるし、とにかく小さくても場所があれば、活動の幅がぐっと広がると思ってます。
最終的には古民家のリノベーション、みんなが落ち着ける場所をつくりたい!
眠っている着物を蘇らせる場所。
私が伝えたいことを伝えていく場所。
場所を提供してくださる方、提供してくれそうな方を知ってる方、教えていただけると嬉しいです!
●インスタやってます♪
→令和モダン推進部
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これからも、
令和モダン推進部をよろしくお願いします♪
2020/12/21 冬至 ココア純
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