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私がママになったら子どもが可哀想…

今でこそ、3人の子どもたちがどんな状況になっても、本人を信じて応援し一緒に乗り越える自信があるが

20代の私は全く違っていた。


小さい頃から友達との関係が思うようにいかず、自分に自信がなくて、どちらかといえば自分が嫌い。

両親のことも好きとは言えず、居場所がないとずっと思っていた。



そんな私が両親から脱出するために25歳で結婚。

そのときの私は
「私がママになったら子どもが可哀想だから、子どもはいらない」
そう言って、当時の夫と大喧嘩をした。



そんな私が子どもを産もうと思ったのは
仕事で知り合った憧れの女性から
「博美ちゃんはとっても優しくて明るいね。怒ったことないでしょ?想像できないよ」
と言われたこと。



私は長女で下に弟がいる。

弟は何かと問題があり、いつも両親は弟の方に向いていた。

私はお姉ちゃんなので、親を心配させないように頑張っていた。

愛されている感覚、安心して心を開いた記憶はない。

いつもわかってもらえない。

そのせいか気が強くて素直じゃない。
素直になると心が折れるという恐れが潜在的にあったんだと思う。

だから「優しいね」という認めてもらえる言葉に涙が出るほど嬉しかった。



そして、子どもを産む決心をした。

妊娠してからの私は、ちゃんとしたママになろう!と決めて、胎教や出産について学び始めた。

胎教で習ったようにお腹の中の赤ちゃんと名前を決めて、夫婦で力を合わせ助産院で出産をした。



その経緯から子育ては順調だった。

子どもを育てることで自分も成長してると実感。

でも子どもが少し大きくなり友達と揉めたりして問題が起こると、途端に昔の自分が顔を出す。


どうしよう、どうしよう、どうしよう…

夫に相談することもできず、自分を責め始める。

子どもが友達をいじめたり、意地悪をしたりすると、感情はピークに達する。

泣きながら「どうしてこんなことするの?」
と子どもを責めていた。

反対にうちの子どもがいじめられたり、意地悪をされてもどうしていいかわからない。


あ〜…やっぱり私はママになれない。どうしていいかわからない。



そんな状況で離婚。

今だから言えるが、よく離婚を決心できたと思う。
これは周りの人たちのサポートのおかげだと感謝している。



そして、今までのこんな自分と決別するために心理学を学び始めた。

その後はいじめられても、不登校になっても、友達に意地悪をしても、すべて子どもを信じて受け入れられるようになった。



心理学ってすごい❗️

その心理学を元に文章を書く家族新聞を作って、先生や友達に配って回った。

みんなが理解してくれる。
みんながサポートしてくれる。


本当に家族新聞に救われた。

それが私の理想の家族を創ったツール。

誰でも簡単に作れる最高の宝物です。


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ココ育心理コーチ&ココ育新聞マスター⭐️  村田博美
ココ育家族新聞は、家族の日常を切り取り心を育てるコミュニケーションツールです。家族の魅力を再発見しながら、今よりもっと楽しくもっと仲良く家族がチームになる関係を築きます。地域で家族新聞ナビゲーターとして活躍したいママも募集中です❗️ワークショップ開催希望の方もお気軽に💕