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足のアーチとグラウンディング(第1回目)
みなさんこんにちは☀️
ヨガでは、立位のアーサナ(ポーズ)の土台となる足に注目することがあります。
基礎となる土台が崩れそうになっていれば、その上に築くものの不安定さが強くなります。転けないようにバランスを取るために無駄な力が多くなり、歩くことやスポーツ動作、ヨガのポーズなど、本来目的としたいパフォーマンスの動きそのものに集中することができません。
安定した体の土台、足ってどうなっているのでしょうか?
どんな構造をしていて、
どのように使えば安定し、効率よく働かせることができるのでしょうか。
どこに意識を向ければ分かりやすいのでしょうか?
足の構造を知って、コツを探してみましょう!
今回の内容は。。。
足裏3点を理解し、触れるようになろう!⬅️今回はココ💕
足のアーチを知ろう!
アーチの要石はどこ?
アーチに関わる筋肉にはどんなものがある?
単純な運動でアーチを意識してみよう!
立位、歩行、アーサナでアーチと足裏3点を意識してみよう!
第1回目:足裏3点を理解し、触れるようになろう!
ヨガの代表的なアーサナにタダーサナ(山のポーズ)というものがあります。
山のように、どっしりと、しっかりと、大地にそびえ立つポーズ。
立つポーズも沢山ありますが、その土台となるのが足の使い方。その土台を作るためのヒントとして、足裏3点を意識することがヨガではとても多いです。
クラス内では、
「親指のつけね、小指のつけね、踵の3点を大地に根づかせて」
そんな言葉が響きます。
さてでは、
親指のつけね
小指のつけね
踵(かかと)
とは、どこでしょうか?
根づくという言葉から想像すると、足裏のどこかかなぁと想像がつくかもしれません。
根づくには、足裏のどこかが、地面と触れているところを探す必要があります。
足裏が地面と触れているところを、「足底圧痕」と言います。
足型アートができちゃうあの形。
これこれ⬇️
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足型ができました⭐️
これは、骨から筋肉や腱、脂肪、皮膚、ぜーんぶまとわりついた状態で立った時にできる、大地と接する部分となります。
足裏3点を根付くのだから、、、
この中のどこかにあるはずだ!!
もうちょっと細かい感覚に落とし込みたいところ。
親指のつけね、小指のつけね、踵の点となると、、
こんな感じの部分かな??
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ちょっと点に近づいてきた??
でもまだ、球って感じね。
そういえば、ぼしきゅうーとか言うものね。
解剖学を知らないと、
おそらく3点のイメージは、この赤い部分になるかと思います。
では、
この下はどうなっているのでしょうか??
もっと、点に感じられるような部分はあるのかしら。
まとわりついているものをぜーんぶひっペ剥がして、
足裏の骨だけにして見ましょう!!
こうなっています。どどーーん。
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あれ、、2Dだと、
なんか凹凸がわかりませんね、、、なんとなく影からはイメージできますが。。。
他の角度からも見てみましょう⭐️
足の内側から〜
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あ、なんか床についてるところがあるぞ。
ここ。
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続いて、
足の外側から〜ココ⬇️
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慣れてきたかと思うので、いきなり行きましたが、、
これを裏から見ると〜
こうなります。
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ココが出っぱってるんですね。
その出っぱりが、解剖学的な足裏3点となります。
名前を入れてみましょう!
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足裏3点、ヨガ的には黒文字で書いています。
この部分を解剖学の用語で表したのが青文字。
親指のつけね→第一中足骨頭(だいいち ちゅうそくこつとう)
小指のつけね→第五中足骨頭(だいご ちゅうそくこつとう)
踵(かかと)→踵骨隆起(しょうこつ りゅうき)
となります。
ヨガの足裏3点、ちゃーんと解剖学的に出っ張りがあって、地面につきやすくなっているのですね💡
それにしても、解剖学用語は、読み方が難しいです、、、💦
でも、ちょっとずつ慣れますので、気長にお付き合いを^^;
ちなみに、親指のつけねの部分は、中足骨頭の足裏がわに、
もう二つほど小さな骨が付着しています。
🔴で表した部分ですが、この模型ちゃんにはついていないので、赤丸描きました。
より、地面にねづきやすいように、地面を蹴りやすいように、
骨を骨で強化しています。
これが種のようなので、種子骨(しゅしこつ)と言います。
足裏は、ちょっと分厚いですが、
このイメージを持って、触っていくと、3点とも手で触れると思います。
触るには少し練習が必要。
触られている足の感覚と、触っている手の感覚が、ちょっとずつ育つ必要があります。
毎日?時々?触りながら、骨の出っ張りを探してみてくださいね😄
手で触って、触られて感覚が出てきたら、
タダーサナで立ちながら、足裏の感覚だけで3点を探してみましょう!!
では、今日はココまで❤️
また次回をお楽しみに🌸
(更新頻度はめっちゃノロマな🐢ペースです。。ご了承くださいませ💦)