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「感じる」を育てる

吉本ばななさんの「幸せへのセンサー」を読みました。

「幸せってそもそも何でしょう? 59年間生きてきてわかった、幸せっていうのは、つまりこういうことじゃないか。こういう考え方をしたら自分にとっての幸せがどういうものかわかってくるはず。ということを、お話ししてみます。」吉本ばなな

幸せはオーダーメイド。
いつでも、自分に合わせた形で取り出せる。

幸せへのセンサー

自分が安定した状態ってなんだろう

このエッセイを聴きながら常に私が考えていたことです。
小さな違和感にもすぐ反応してしまう私にとって優しい言葉で綴られる文章に気持ちが軽くなりました。

何が耐えられて、何が耐えられないか。自分の体のセンサーを信頼する

幸せへのセンサー

耐えないといけない。だって皆んなは普通にできるから。
不快だと思ってはいけない。だって皆んなに迷惑がかかるから。

でもどうせ限界が来る。私はそれを知っている。

「そうか、私は何もかもコントロールしようとしてたんだ!」
視界がパッと明るくなった感じ。

周りを変えることは難しい。でも自分の「感覚」、「感じる」を信じることはできる。このエッセイはずっと私に優しく語り続けてくれた。

自分が感じることはありのままに受け入れる。変えられる違和感は変えていい。変えられないことは手放してみる。

そういう状態って心がすごく安定している!って感じられる。

誰が決めるわけでもない「自分の幸せ」

冬は寒いから嫌いだ。
でも暖かい布団で寝ることは幸せ。そう感じるのは冬が寒いから。
寒い日に飲む紅茶が格別に美味しいように。

なんて当たり前なことだけど、自分が感じる幸せ、小さな幸せを集めていくって実はすごく大事なことなんじゃないかって本書を読んで思いました。

「当たり前でしょ」なんてツッコミを入れないで、そう感じているんだなって自分に馴染ませていく感覚。
そんな風に自分の感覚と付き合っていけば、自分自身を愛せていくのだろうか。

当たり前に過ごす毎日、幸せをいくつ見つけられるだろう。
そう考えるだけで、なんだか人生が良くなりそうな気がする。

そう思える自分が幸せ。


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