結婚ってどんなもの?メリットとデメリットを知ってみよう。【SEO記事✖️結婚】
この記事はSHElikesというWEBスクールで、自由課題として提出したものです。ぜひ読んでもらえると嬉しいです♪
友人が結婚して、考えはじめた自分の結婚。しかし今の時代、幸せの形は人それぞれです。
そこでもっと結婚について知り、自分に合った幸せを考えませんか?
今回は結婚するメリット・デメリット、お金や法律の話、事実婚との違いなどをお伝えします。既婚者に「結婚してよかったこと」「結婚相手の選び方」も聞いてみました。
結婚するメリット
結婚とは夫婦になることです。一般的には、役所に婚姻届を出すことにより法律上婚姻関係が認められる行為です。
①家族としての絆を深めていける
恋人のときは一部の時間を共有しましたが、結婚すると人生を共に歩んでいきます。大きな変化や苦難が起こるたび夫婦で協力して乗り越えることで、2人の絆が強くなっていきます。
②法的な保護を受けることができる
配偶者が亡くなった場合は、自動的に遺産相続の権利が発生します。また婚姻後に一緒に築いた財産は、共有財産として民法上保護されます。
③生活費や税金がおさえられる
一緒に住むことで家賃や生活費が少しおさえられます。さらに将来家を購入したいと思えば、ペアローンを組んで借入額を増やすこともできます。
また配偶者控除や扶養控除など、税金面での優遇を受けられることも嬉しいです。
④世間体を気にしなくてよい
結婚は本人の自由ですが、親や親戚は何かと口出ししたくなるもの。帰省するたびに「いつ結婚するの?」と聞かれる圧力から解放され、親を安心させることもできます。
⑤子どもを生んで育てる基盤ができる
未婚でも出産できますが、金銭的・精神的負担はかかるでしょう。結婚すれば夫婦2人ともが親権を持つため、子育てするための基盤をつくることができます。
結婚するデメリット
結婚は楽しいことばかりではありません。大変なことも踏まえたうえで結婚について考えてみましょう。
①自由な時間とお金が減る
結婚すると子育てや親戚付き合いが発生するため、独身時代のように自由気ままに遊びにいけないことが多いです。
また子育てや老後のために貯蓄をはじめると、自分の趣味にたくさんお金はかけられません。
②責任と負担が発生する
お互いの行動については夫婦として社会的責任が発生します。
また1人のときは掃除や料理が適当だったとしても、結婚したらちゃんとしようと思うもの。ついつい頑張りすぎて負担が重くなることもあるかもしれません。
③自由恋愛ができなくなる
結婚中に他の人と恋愛すれば、不倫として社会的制裁を受けます。訴えられたら示談金、慰謝料、弁護士費用など多額のお金がかかります。
④親戚付き合いが発生する
結婚したらお互いの両親、祖父母、いとこや親戚などと関係をうまく構築する必要があるでしょう。両家へ挨拶するためにお盆や年末年始に帰省し、気を遣って疲れたなんてことも。
⑤結婚と離婚の手続きが煩雑
まず結婚するときにたくさん手続きがあります。両親に挨拶、両家顔合わせ、婚姻届の準備、行政や銀行の手続きなど。
もし離婚すればもっと大変で、離婚届の提出、行政や銀行の手続き、養育費や慰謝料などの話し合いなどをおこなわなければなりません。
事実婚とは
結婚は婚姻届を出すことで法律上に夫婦として認められますが、事実婚は婚姻届を出しません。
事実婚とはお互いが夫婦である意思を持ち、周りから夫婦として認められることです。
事実婚の特徴を以下にまとめました。
①夫婦別姓が可能
結婚すると夫婦が同じ苗字にしなければいけませんが、事実婚は別姓のままで構いません。
事実婚は戸籍や免許証、パスポートなどを変更する煩雑な手続きが不要です。
②親戚付き合いが少ない
自分自身が親と不仲だったり相手の家族との折り合いが悪い場合、なるべく親戚付き合いを避けたいところ。
事実婚だと法律上は他人なため、親戚付き合いを求められることは少ないでしょう。
③法的な保護がない
事実婚は法律上の夫婦ではないため法的な保護が受けられません。賃貸借契約や保険契約がスムーズにいかないかもしれません。
またパートナーが亡くなったときは相続権がなく、遺言や生前贈与などの対策をしておく必要があります。子どもがいる場合は母親だけが親権を持ち、父親にはありません。
④税金の優遇がない
夫婦として証明できる公的な書類がないため、配偶者控除や扶養控除を受けられません。
既婚者に聞いた「結婚してよかったこと」
既婚者の方に「実際に結婚してよかったことは?」と聞いてみました。当初は想定しなかった、結婚してから実感したことがあったようです。
・結婚式など結婚しないとできない経験があった(20代女性・結婚2年目)
結婚式の準備は大変ですが一生の思い出になります。また両親や友人に対して普段は伝えづらい感謝の気持ちですが、結婚式という場所があれば伝えやすくなります。
・会社の先輩や上司と家族の話をしやすくなった(20代女性・結婚3年目)
会社で彼氏彼女の話はなんとなく聞きにくく話題になりませんが、結婚して家族になれば気軽に話しやすくなります。
自分の配偶者の話をしたり上司の家族の話を聞くことが増え、先輩や上司と心の距離が近くなるようです。
・交友関係をさらに密にできる(30代男性・結婚5年目)
「家族がいるので…」「子供が小さいので…」という理由で、行きたくない飲み会を断ることができます。その分家族や友人との時間を増やすことで、交友関係をさらに密にすることができます。
・家に帰って話せる人がいるのが嬉しい(40代男性・結婚10年目)
こちらは「結婚してよかったこと」で一番多かった回答です。家に帰って今日あったことを話せる相手がいて、それが愛する人であればなおさら安心感があるでしょう。
会話にはストレスを和らげる効果があるため、毎日夫婦で会話すればリラックスすることができます。
既婚者に聞いた「結婚相手の選び方」
結婚相手選びは非常に重要です。恋愛相手としては100点だけど、結婚相手としては0点ということもあるかもしれません。
そこでどういう相手を選べばいいのか、既婚者に聞いてみました。
①好きな人
好きな人と結婚するのがやっぱり一番。見た目や年収も気になると思いますが、自分の好きという気持ちを信じてみましょう。
②信頼できる人
約束を守ってくれる、嘘をつかないなど当たり前かもしれませんが、人として大切なことを備えている人を選ぶべきでしょう。特に金銭面で信頼できるかどうかは要確認です。
③金銭感覚など相性がいい人
何にお金をかけるかかけないかは人それぞれですが、お互いの金銭感覚が許容範囲内であることが大事です。
ちょっとしたご褒美を買ったり美味しいものを食べる金銭感覚が同じであれば、夫婦で一緒に楽しめます。
④これからの人生設計について話し合える人
結婚すると2人の人生になり、一緒に未来を作る必要があります。思っているだけでは相手に伝わらないため、面倒でも将来の話をどんどんしましょう。
⑤子どもに対する考えが一致する人
子どもが欲しいか、欲しくないかで人生は大きく変わります。子どもが欲しいならタイミングを2人で考えて妊活などをしないといけないかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
結婚するメリットは愛する人との関係をより強固なものにしてくれるだけでなく、法律やお金など制度面で優遇があります。
一方でデメリットは自由な時間やお金が減り、慣習に縛られる一面があります。
事実婚は法律や慣習に縛られることはありませんが、日本ではまだまだ浸透していないのも事実。
どれを選択しても正解不正解は無いと思います。
また既婚者に聞いた「結婚してよかったこと」は人それぞれ違うため、周りの人に聞いてみると違う回答があり面白いかもしれません。
結婚するメリット・デメリットを知り、幸せな人生を送るために自分らしい選択をしてくださいね。
参考:
三菱UFJ信託銀行 「事実婚でも相続権はある?相続税や遺贈の放棄についても解説」堀智弘 2022年3月25日発行
ベンナビ離婚 「共有財産とは夫婦で協力して築き上げた財産のこと|対象になるものまとめ」齋藤健博 2024年1月25日発行
三菱UFJ信託銀行 「共働きの夫婦の選択肢「ペアローン」のメリットや注意しなければならない5つのポイント」徳田倫朗 2022年3月6日発行
freee株式会社 「確定申告における扶養控除とは?配偶者控除との違いや控除金額についても紹介」 2023年9月21日発行
弁護士保険の教科書ー弁護士監修 「不倫裁判とは?かかる費用や請求できる慰謝料相場を解説」 「弁護士保険の教科書」編集部 2024年3月22日発行
ゼクシィ 「プロポーズから結婚までの流れ・結婚式の準備まとめ」 小田真穂 2024年3月15日発行
ベンナビ離婚 「【ケース別】離婚手続きの流れ|離婚前後にしておくべきことも一覧で解説」梅澤康二 2024年5月14日発行
毎日新聞 「「事実婚」ってなに?内縁との違いとは」神内亜実 2023年1月16日発行
朝日新聞 「メンタルヘルスの専門家が勧める効果的なストレス解消法」大野萌子 2020年3月22日発行
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