あの店のアレを再現したい
とある書店の二階に併設されている喫茶室のたまごサンドが大好きなんですよ。フワッと柔らかくて優しい味がして心まで和むたまごサンド。
おおくまねこが高校生の頃にはあった気がするので、かれこれ40年以上続いている老舗的存在。
ずいぶん前から禁煙になってるので、厳密に喫茶室じゃないんだけど、カフェというよりは『明るい昭和の喫茶室』
しっとり柔らかい食パンに、温かいスクランブルエッグと薄切りのキュウリを挟んだたまごサンドの地元ファンは多い。
久しぶりに食べたくなって、味を思い出しながら朝食に作ってみた。
で、出来上がったのがこの写真なんだけど、再現度40%(低っ)ってとこかな?
まず、食パンが違う。厚みも違う。
スクランブルエッグの味付けもなんか違う。
パンに塗ってあるのはマーガリンなのかバターなのか未確認。2枚とも塗るのか、片面だけなのか未確認。今回は片面だけマーガリン、もう片面にはマヨネーズとカラシを塗ってみた。
それらの調味料もスーパーには売ってない業務用かもしれない。
食パンは、長年同じパン屋さんのものを使っているそうで、店名も分かっているけどまだ行ったことがない。その日の焼きたてを注文受ける毎にスライスしてるというから、あの味と食感に納得。
調理してるのはパートと思われるの女性スタッフさんで、人が変わっても味は変わらないのは、レシピ通りにきちんと作っているからなのだろう。
おおくまねこもそこでバイトすれば完全再現できると思うけど、お客さんとして食べる幸せを失いたくない。
お店に行って“正しいたまごサンド”を前にすると、味の分析とかどうでも良くなって幸せな気分であっという間に食べてしまうので、いつまで経ったも家では再現しきれないけどそれでいいのだ。