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ななみとまおこの三匹のこぶた

 ある日、イケメンマスコミのお母さんが言いました。
「あなたはもう大きくなったから、外に出て、自分のおうちをたててくらしなさい。」
「え、マジっすか?」
「そう、マジで。」
 こうしてマスコミは、自分の家を作ることになりました。
「いいものないっスね。」
 イケメンマスコミは、いろいろ考えたあげく、干し草で家を作りました。
 そこへ、ライフルを持ったまおこが現れました。まおこは、イケメンマスコミの家を気に入りませんでした。そこで、こわしてしまうことにしました。そして、ライフル発射します。
 ズドドドドドーン!
 家がこわれました。イケメンマスコミは、家から出てきました。そして、まおこをけったくりました。まおこは、怒ってライフルを向けました。イケメンマスコミは、カメラをとって、逃げました。

 次の日のことです。パイロット美少年のお母さんが、言いました。
「キミは大きくなった。自分で家たててくらせ。」
「オラ、やだ。オラ、金ないと出て行かないだ。」
「うるさい。金ならちっとある。ほら持ってけ! 一〇億円。」
「ありがと。オラ、あんたのこと、イッショー尊敬するだ。」
 こうして、パイロット美少年は家をたてることになりました。
「オラ、金使いたくないだ。」
 パイロット美少年は、考えます。
「そうだ! 海でひろった流木を使うだ。み〜んなタダだべ。」
 パイロット美少年は、こうして木のおうちを作りました。
 そこへ、ライフルを持った、まおこが現れました。まおこは、この家を気に入りました。そして、ほしいと言いました。パイロット美少年は、ことわりました。
「オラ、やだ。オラ、やりたくないだ。オラ、金がおしいだ。」
「うるさいわ。昔あなたは、私の金をとったわよね。」
 まおこは、ムカついたので、家をこわすことにしました。
 ズドドドドドーン!
 家がこわれました。
「弁償だべ!」
 パイロット美少年は、怒りました。まおこは、ライフルを向けました。パイロット美少年は、手術台がもったいないので逃げました。

 次の日のことです。ななみのお母さんが言い(?)ました。
「……。」
「わかった。おうちをたてればいいんだね!」
 ななみは、おうちを作ることになり(?)ました。
「う〜ん、私とたたかいごっこができるくらい、つよーい家がいいなっ♪」
 ななみは、考えます。
「そうだ! 石でおうちを作ろう!」
 こうしてななみは、石でおうちを作りました。
 そこへ、ライフルを持ったまおこが現れます。まおこは、家のことじたいはどうでもいいのですが、ななみのことが気に入らないので、家をこわすことにしました。
 ズドドドドドーン!
 家は、こわれませんでした。まおこは、ななみに向けて、ライフルをうちました。しかし、ななみは空中でたまをキャッチしました。
 そのまま、石の家に入ります。残されたまおこは、えんとつから入りました。
「……なんてあついの!」
 まおこは、えんとつのあつさにおどろきました。と言うのも、さっきのたまをごはんだと勘違いしたななみが、弾丸入りのおいしい(?)料理をつくっていたからです。
 まおこはえんとつから飛び出しました。そして、はるかかなたへと逃げてしまいました。
 そこへ、イケメンマスコミとパイロット美少年が来て、みんなでパーティーをしました。

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