かたあしだちょうのエルフ
朗読教室の第3回目の作品
絵本を読んで、
黙読して、
作品の景色や空気感を味わう
舞台は
アフリカのサバンナ
雨季が通った恵みの雨が
サバンナにたくさんの動物たちを集める
ダーウィンが来た!
驚きと感動!生きものたちの物語
「ゾウが生み出す!?命ひしめく水場」
乾いたアフリカの大地に突如現れる期間限定の貴重な水場。
次々と巻き起こるダイナミックな命のドラマに密着!
ケニアのツァボ国立公園。
そこでは食べたり食べられたり、
命をつなぐための
たくましくダイナミックなドラマが
日々巻き起こる。
https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/episode/te/XKVLZRYV7L/
この放送を観て、
アフリカのサバンナの動物たちの生命の日々に感動し
エルフが生きた厳しいサバンナに
想いを馳せて、熱いサバンナの風を感じた。
動物たち
だちょうのエルフは、
若く、強く、大きなオスのだちょうで、
一息で千メートル走ったことがある!
エルフの周りの動物たちは
かもしか、しまうま、
いのしし、とかげ、
などたち
弱っている命を狙うハイエナや はげたか
恐ろしいジャッカル
百獣の王ライオン
黒豹
どの動物たちも、命を懸けて、
1日1日を懸命に生きている
エルフの生き様
強くて勇敢で子供の好きな優しいエルフは、
他の動物たちから慕われ、頼りにされていたが、
突然襲ってきたライオンから
子供たちを助けるためにたたかい、
片足をなくしてしまった。
片足になり、食べることも出来ず、
カサカサになってしまいながらも
子どもたちを守って、
黒ひょうとたたかい、
子どもたちを助けたエルフ
最後には、永遠の木になったエルフ
自然界で生きていくための過酷な状況が
そのまま反映されている作品だと思った
絵本の色は
ほとんど黒なのに、
動物たちには躍動感があり、
感情までも伝わってくる。
挿絵はすべて木版画。
あえて色をかすれさせて
遠近感を出していたり、
猛獣たちのアップなど、
とにかく迫力があり、臨場感があり、惹き込まれる。
この作品をどう朗読するか?
子供たちを守りたい、というエルフの強い想い。
その想いがエルフを強く勇敢にさせている。
エルフの願いとは?
あんなに勇敢で、頭のいいエルフが
かたあしとなって、
子どもたちのことを守れなくなり、
周りの動物に世話してもらう立場になった。
水は全ての動物にとって
いきるためになくてはならないものです。
エルフは全ての動物の子どもたちが
水に困らないように涙をながしたのでは?
子どもたちにも、
猛獣にも、
いのちを守ることを貫いたエルフの
分け隔てない優しさ
暑いアフリカの日差しの日よけになり、
エルフの流した涙の池は
動物たちの命のオアシスになる
みんなが日陰で休息をして
水を飲んで体力を回復したり。
そんなみんなの幸せな場所に
エルフはなりたかったんじゃないかな?
まだまだ、これから
第3回朗読教室は始まったばかり!
メンバーの朗読を聴いて
先生の声かけを聴いて、
自分の声をよく聴いて、
この素晴らしい作品
「かたあしだちょうのエルフ」を
読み込んで、自分のものにしていきたい!
10月の発表会を目指して、頑張ろう‼︎