無意識な過干渉に気づく
ふぅがよく寝てくれたので、ひぃとクッキー作りをしました。
うちの手作りクッキーはズボラクッキーなので、混ぜて焼くだけで超超超簡単です。笑
ホットケーキミックス使うから計量しないし、バターじゃなくてサラダ油で。笑
クッキーの型抜きをしたんですが、
大人って、効率よくクッキーの型抜きをする方法を知ってて、最短距離で仕上げたくなるわけですよ。
一気にたくさん型抜きできるように、生地を伸ばして、生地の端の方から無駄なく型をとっていき、また余った生地をまとめて伸ばして端から型をとって…と。
でも、子どもはそんな効率よくする方法は知らないわけで。
生地のど真ん中にどん!と型抜きするから、型が1つしか取れずに、また余った生地をまとめ直して伸ばしてあげないといけない。
大人側からすると時間がかかるし、正直面倒。笑
つい私は、「ここに型抜いて。その次はここ。」なんて指示してました。
でも一生懸命型抜きして、できた!とばかりに目をキラキラさせる ひぃを見て、ふと思いました。
私は、子どもが試行錯誤して自分で気づきや学びを得ていく機会を奪ってしまっているかも…。
私だって、最初から効率の良いやり方を知っていたわけではない。
何回も経験して試行錯誤しながら、こうするともっと効率よくできるかも!と学んできたはず。
それなのに早く終わらせたいからって、大人の都合で先回りしすぎて手伝いすぎても良くないよな…
もたもたしてるの見て、「あーもぅ、貸して!」ってつい私がやっちゃうこと多かったかも。
初めてのことだから当たり前なのに。
無意識に子どもが自分で学ぶ機会を奪ってたんじゃないだろうか…。
以前、心理の仕事でプレイセラピーや療育などをやっていましたが、
見守ることは基本中の基本!!
仕事ではできるのに、自分の子どもとなるとなぜかできなくなるんですよね…
頭ではわかっててもついつい口を挟んだり手を貸したり言ってしまう。
よく、親が子どもに勉強を教えていて、だんだん熱が入って親がイライラしてきて、子どももうんざりする…みたいなことと似てるような。笑
距離が近すぎるからなのか…?
子どもは今のうちにいっぱい失敗してよい。遠回りしていい。
でも、片付けが面倒だから、時間がかかるからって大人の都合で過干渉になりすぎてないだろうか?
子どものためにといろいろ先回りしてやってしまってないだろうか?
それは本当に子どものためだろうか?
それは自分のためなんじゃないだろうか?
自分で試行錯誤して答えを見つけていくって過程は、これから先いろんな場面で必要です。
仕事をしていく中でも、人との関係を築いていく中でも。
前回、【立ち直る力】についてnoteに書いたけど、今回の【試行錯誤していく力】も生きる力に繋がるのかなぁと。
もちろん、どうしても急がないといけないときは手を貸すことになるだろうけど。笑
子どもが何かにチャレンジしているときは、あまり過干渉にならないように、時間や気持ちに余裕を持って見守っていこうと思います。
先回りして手を貸しすぎずに、もっと冒険させなきゃ…。
自分の戒めとして書き残しておきます。笑
【まとめ】
子どもが試行錯誤して気づきや学びを得る機会を奪わない。
無意識に過干渉になっていないか?
子どものためにと思ってやったことは本当は自分のためだったのではないか?
時間や気持ちに余裕を持って、子どものチャレンジする姿を見守ろう。