映画感想 「屍人荘の殺人」ネタバレあり
成人の日、三連休の中日、映画を観てきました。
「屍人荘の殺人」、洋館で行われる大学のサークル合宿を舞台とした神木隆之介、浜辺美波、中村倫也ら主演の青春ジュブナイル系ミステリー。ああ、僕の大好物だ。きっと、はやみねかおるの僕と先輩のマジカルライフのような世界観に誘ってくれるのだ。
...と思って観に行きました。
ものの見事に別物の映画でした。序盤の野外フェス開催中にゾンビが出てきます。早くも急展開です。僕ゾンビ設定好きじゃないのに。なんか安っぽく感じるんですよね。っていうか予告編だとゾンビの気配全くなかったよ。
この時点でかなり萎えましたが、フェスの観客の一人であるおっさん(ドランクドラゴンの塚地)も館に逃げ込んできます。僕は俳優の塚地が好きなので、低下していたテンションが戻りました。
しかし、塚地はあらかじめゾンビに噛まれていたので、すぐにゾンビ化して倒されました。
あ、あと館にみんなで逃げ込む時に明智(中村倫也)は逃げ遅れてゾンビに襲われます。神木くんが明智はまだ生きてると思うってなんども言うから途中で出てくんだろうなーと思っていましたが、最後の最後でやっぱりゾンビで出てきて、浜辺美波にヤられて話は終わりです。
一応、謎解きはありますがそんなに引き込まれるものでもなく、浜辺美波がちょいちょい可愛いので最後まで観ていられました。あと、エンドクレジットのPerfumeの曲はすごくよかったです。
観終わってから思ったのですが、ゾンビ発生の謎は触れられることなく完全放置でした。ゾンビなんだったんだろう。
映画の感想おわり。
話は変わって、僕はそんなに本を読むほうではないがミステリーは好きなほうだと思う。ミステリーというより、学生が主人公のストーリーが好きなのかもしれない。
米澤穂信の氷菓と小市民シリーズだったり、教育テレビでやってた「Q.E.D. 証明終了」、映画だとサマータイムマシンブルースが好きだ。ちょっと雰囲気は変わるが、洋画のディスタービアなんかもいい。1時間半ぐらいに凝縮されているのもかなりいい。
高校生二年生の時に図書委員だったのだが、文化祭ではホームズや浅見光彦とかのミステリーを特集し、模造紙にまとめて展示したこともあった。
ホームズといえば、イギリスのドラマ「SHERLOCK」とかロバート・ダウニーJrが演じるハリウッド版だとか色々あるけど、僕は、昔のグラナダTV制作の「シャーロック・ホームズの冒険」の方が自分的には好み。落ち着いてて、ちょっと暗い感じが原作に似てていいんだな。