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#17 本格治療スタート

愛媛から戻った私達は、F先生の診察へ。

F先生も他の医師と診断が合致したことで、治療への迷いがなくなったように感じました。

治療については、どちらの医師とも違うものを考えられていました。

愛媛ではエンドキシサンパルス+ステロイドパルスをメインという説明でした。
しかし、F先生が選択した治療はケシンプタ+免疫抑制剤内服+ステロイド内服+免疫グロブリンというものでした。

これは、自己免疫介在性疾患にも多発性硬化症にも悪さはせず、かつ多発性硬化症の進行抑制に繋がる治療だと説明を受けました。

グロブリンやステロイドの薬剤量調節に2週間おきでの受診が3ヶ月程続くみたいです。
注射はケシンプタを母にしてもらい、免疫グロブリンを訪問看護に頼むことなりました。

一気に免疫抑制に入るので、感染には厳重注意と言われ帰宅です。

ケシンプタは当日、病院で打ってきましたが、前投薬はF先生はしていないそうで、治験から診ているけど別にしても意味ないとの事でした。
私も注射後は何も反応なく帰宅しました。

翌週から在宅でのグロブリン投与がスタートしました。
毎週、訪問看護さんが来て投与してくれる事になります。
皮下注射で、専用の針があり、私の場合感覚鈍麻しているので、あまり痛みを感じません。約2時間ほどで終わります。
グロブリン投与終了後は頭痛やだるさが翌日まで残ります。
なので、翌日はサービスは何も入れないようにしてもらって、ゆっくりお休みしています。

こうして本格的な始まった治療。
効果はちゃんと発揮してくれるのかな?

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