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ほとんど英語を話せなかった日/外国人友達とのランチinオランダ

私は2週間に一度、オランダへ来た外国人向けのオランダ語会話に参加している。

参加費は無料だし、
大好きなインド人のお友達Aが企画している会、
何よりリスニングやスピーキングの練習だ!
と思い、今のところ皆勤賞だ。

そこでは11:00-13:00までオランダ語で話す。

ただし、先生が毎回居るわけではないので、
先生が居ない会は誰も正解がわからないまま、
兎に角話すのだ。笑

それでも無料で気軽に行けるならいいなと思って参加している。


今回は7人程が参加した。
「みんなオランダ語めちゃ勉強してるじゃん。
発音上手いし積極的だし、いいなあ。」

モチベーションも人によるが、多くは市民化テストを受けようとしている人たち。

私のような中途半端に語学を学ぶ人は多くはない。

この日はみんなの自主練の成果に一発喰らって、少しへこむ。

13:00に会話の回が終わり、毎回主催のAが、
「時間あったらランチしよ〜!」
とみんなを誘ってくれる。たまにAと2人きりのこともあるし、4人くらいでランチをすることもある。
ランチの時の会話は英語だ。

なんとこの日は5人。

私の人見知り&ジャパニーズスイッチ発動。

ああ、みんな英語を話す速度速い…
聞くのは好きだし、面白い。
でもカットインして自分の話はできないな〜。

あ、話振ってくれた。ありがたい。涙
でも全然面白く話せない。

私は、2人切りで落ち着いて話せば、ある程度伝えたいことは話せる。
しかし、4人以上になると、なんだかほとんど言葉を話せないのだ。

友達の1人、キプロス人のCは、子供向けのスピーチセラピストらしい。

そんな世界があるなんて知らなかった。
私にもスピーチを教えてくれ、、、

と思いながらみんなのスピーディーな会話を聞いている。
第一言語が英語の人は、アメリカ人1人で、他は第二言語として英語を話す人たちばかりなのに、なぜみんなこんなに流暢なんだろう、、、

日本の教育委員会を恨んでもしょうがないが、
公立の小中高へ通った田舎者の私は、人と話す為の英語を学校で学んでいない。

こういう時は、自信がなくなり、話に入れなくてしょんぼりしてしまうことが多い。

この日はしょんぼりする日。

誰のせいでもなく、自分のせいなんだけど。

そしてそんなに自分に期待したり、落胆する必要なんてないのはわかっている。

それでもやっぱりしょんぼりする。

こんな置物みたいな日本人と仲良くしてくれるみんなに感謝しかない。

モヤモヤした気持ちと共に家に帰り、ハーブティーを一杯飲む。
落ち着いてきた。

そして気づく。

ああ、これは英語に限ったことでなく、
私って日本語でも大人数は苦手じゃん。

少しだけ気持ちが楽になった。

オンライン英会話も続けて、いつかもっと自分のことを話せるようになりたいな。

もちろんオランダ語もゆっくり進めていきたい。

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