愛知の田舎娘が英語に興味を持つまで
皆さんこんにちは。ココです:)
今回の記事では、タイトルにもある通り学生時代の記憶を辿りつつ、英語に興味を持ったきっかけについて書いて参ります。
Mt.Fujiが書けなかった中学一年生
グローバル化が進み、今時は小学生でもしっかり英語の授業があるみたいですが、私が小学生だった15年前はお遊び程度の英語の授業しかありませんでした。
“レッツ スタディ イングリーッシュ!”
“ハロー、ハウアーユー? アイムファイン センキュー。“
と棒読みの挨拶から始まり、カードの果物、動物、色などを発表していく、といったゆるゆるな授業だったと思います。
私は率先して手を挙げ発言するタイプだったので、先生からも褒められ評価も良く、こんなん中学行っても楽勝じゃん!と高を括っておりました。
晴れて中学校に入学し、中学生活初めての定期テストを迎えます。
学生時代の定期テストと言えば順位が発表されますよね。
“一発目のテストなんて小学校の復習みたいなもんだで!”
“特に英語はみーんなスタートライン一緒だで!”
“いい順位、いい点数取ってこやあよ!”
※名古屋弁。田舎なので多分まあまあキツめ。笑
と、家族に送り出されながら迎えた定期テスト。
結果は、学年約200人中、100位〜110位くらい。中の中。なんとも微妙すぎる。
しかもあれだけ余裕ぶっていたはずの英語の点数も、60点くらいだったと記憶しています。
なんたって、Mt.Fujiが書けなかったんですもの!!!
逆にどういうスペル間違いしたの?って? Mt.Hujiです。
気持ち悪すぎる。笑
一生忘れることのないスペルミスです。もはやスペルミスなのかも疑問。
文法、スペル、リスニング、長文読解、発音記号。。。
あの楽し〜ゆる〜い授業と全然違うじゃん!と英語が嫌いになりました^_^
人生を変えてくれた恩師との出会い
散々な定期テストを終え、塾に通い始めます。
点数、順位を上げたいというのもありましたが、一番の理由はみんなが行ってるから。子供あるある過ぎる。
そんなこんなで、塾に通い始めましたが、宿題も怒られない程度にしかやっていなかったと思います。(えっ!宿題の範囲ここまでだと思ってました…😖って何回言ったかなあ。怒られない先生の教科のワークはほぼ新品、若しくはテスト前に数問解くだけ。)
ですが!1教科だけ頑張っていた教科があります。それが英語だったんです。
何でそんなに頑張れたんだろうなあと思い出してみると、多分先生との相性がめちゃくちゃ良かったんですよね。
だから、もしあの先生の担当科目が理科だったら、私めちゃくちゃ秀才なリケジョになってたんじゃないかな、って冗談半分で思ったりします。
先生は、見た目も態度も相まってライオンみたいな先生でした。
髪の毛ツンツン、体も声も大きめ、怒ったら校舎中に響き渡る、まるで叫び声。それはもうライオンですよね。笑
孫の手を常にスーツのポケットに入れてて、怒る時はそれで机カンカン叩いたり、時には飛んできたり。
体験授業を受けたのがその先生の授業で(英語が苦手で入校するんだから当たり前)、ある男子が宿題やらずに孫の手投げられてて、
あっ、この先生の授業はちゃんと受けないとえらい目に遭う。と感じたので、その先生の授業は、毎回予習復習をしっかりして臨んでいました。
宿題をやらない生徒にはとてつもなく怖いけど、ちゃんとやってる生徒、授業中当てられて正解する生徒、理解してる生徒のことはすごく褒めてくれました。
私は先生に褒められたくて頑張っていた部分が大きかったのかなと思います。
もう10年以上前の話なので、具体的なことは忘れてしまいましたが、独特なリズムに乗せて単語を学んだり、語呂合わせで文法を覚えたり、とても面白くてわかりやすい授業でした。
先生の授業では、ワークの課題とは別に、教科書を丸暗記するという任意課題がありました。
それはやってなくても孫の手は飛んできませんでしたヨ。
中学の英語の教科書って単元毎に物語が載ってましたよね。大きなかぶとおじいさんのお話とか。
それを、何章かに区切って覚えて、最終的に読み聞かせをするような感じです。
今思うとよくそんなの出来たな…と思いますが、その単元で習った文法や単語や表現方法が全て詰まった物語を丸暗記すれば、教科書からしか出ないテストは100点、と理に適ってますよね。
先生の前で披露する為、英語の教科書を握りしめてブツブツ言いながら帰ってきた私を見た母に、宇宙人と話してるのかと思って心配した、とびっくりされた事もあります。笑
そんな先生のおかげで、英語の点数もグンと上がり、英語が好き、得意になり、進路を決める際には、1年間の語学留学が出来る高校を選びました。
母には、地元の公立高校に行かせるためにお金払って塾に行かせたのに!と軽く反対されましたが、留学に賛成してくれていた父とタッグを組んで強行突破しました。
そのおかげで外資系CAにもなれたしさ!もうすぐビジネスクラスで初ヨーロッパ連れてくからさ〜!その節は許しておくれ母^_^
長くなりましたが、これが私に英語の面白さを教えてくれた恩師との出会いです。
冗談抜きで、ライオン先生に出会ってなかったら今の私は確実にいません。
塾を卒業してからも、留学の出発報告、英検の合格報告などに訪れてはいたのですが、ここ数年はなかなか報告にも行けず。
いい機会なので、近いうちに報告に行ってこよう:)
次回は、客室乗務員職に興味を持ったきっかけについて書こうかなあと思います:)
最後まで読んでいただきありがとうございました!