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ファミリーホームが出来るまで#1

ファミリーホームの使い方をみんなで考えてみるWS

みなさんこんにちはCOCO PORTAです!
先ずは、当法人でサロン併設ファミリーホームの改修工事について
クラウドファンディングにご協力頂きましたみなさま
どうもありがとうございました。
無事、クラファンが成立してファミリーホーム改修工事に向けての
実施設計が進んでいます。
今回の改修工事は色々なご縁で繋がった
浅草橋にある設計事務所の tecoさんにお願いをいていますが
代表の金野先生からのご提案で
そこに住む子どもたちとファミリーホームの使い方を考えてみるワークショップ
を実施しました。

先ずは模型で立体的に場を眺めてみる

模型

今後どういうファミリーホームになるのか?を模型を使ってまずは間取りの説明。
サロンや軒先の部分、庭のスペースなども視覚で確認できます。
子どもたちは、初めてみる建築模型に興味津々。
大人も妄想が止まりません!

ワークショップの進めかた

みんなで
「このファミリーホームをどう使いたい?人が集まったら何が起こりそう?」
ということを3チームに分かれて
それぞれの視点や立場でその使い方や何をしたいのか?を考えます。

説明

1  そこに住む人チーム(住人)
2 近くに住んでいる人チーム(地域住民)
3 そこに通う人チーム(サロンを使う常連さん)

チーム分けはくじ引きで決めますが、
その際年齢や役割も現在の自分ではない「他の誰か」の役割になったつもりで
考えていきます。
例えば私であれば実際は50代おばちゃんですが
その時引いたくじで与えられた役割は 「60代おばちゃん」です。
40代だけど中学生になった人や
20代だけど小学生に当たった人もいて
くじ引きだけでも既に盛り上がってました。

チームで考えてみようタイム!

チームにわかれて、それぞれの役割になりきって
自分だったらファミリーホームで何をしたいか?
どんなことしたら楽しめそうか?を話し合います。

チームに分かれて案を出し合う

チームで話し合ったことは付箋でどんどん意見を出し合っていく。
意見が出揃ったところで、チームで仮想イベント(テーマ)を決めて
それを模型で表現していきます。
予め作られていた椅子のパーツや机も使いつつ
イベントで必要な模型を自分たちで新しく作ったりもして
紙や薄い木の板を加工したりボンドでつけたり。
みんなすごい集中力。あっという間に時間が過ぎていく。

スクリーンショット 2022-09-21 23.17.43

様々なアイデア創作中


それぞれのチーム発表

1  そこに住む人チーム(住人)

住人

イベントテーマ:キャンプの様にくつろぐ日
・ハンモックでくつろぎたい
・キッチンからの導線上の外にタープをはってくつろぎスペース
・外に大きなスクリーンを付けて映画やゲームを楽しむ
・外でご飯食べたりイベントしたい

屋外を子どもや大人がコミュニケーションを取れるスペースとして
フル活用するというイメージ。
みんな日頃の疲れをいやしたい!そんな願望がチラリと見え隠れ。

2 近くに住んでいる人チーム(地域住民)

近所の人

イベントテーマ:お庭を借りてパーティー気分
・庭でサッカーをしに来たい
・外のテーブル囲んで、お食事も良いよね
・テントはれそうだから、キャンプさせてもらいたい
・プール設置してくれたら遊びたい!

お庭で何か楽しいことしてくれたら
気軽に地域の人たちも参加できるよね〜っという発想。
こんなことがお庭で繰り広げられていたら
ふらりと寄りたくなりますね。

3 そこに通う人チーム(サロンを使う常連さん)

サロン使う人

イベントテーマ:こどもの日のイベントにて
・子ども劇や音楽の発表会をしたい!
・庭の畑を借りて野菜を作りたい
・作った野菜やいろんなものでフリマしたい
・外で宿題やったり勉強したい

サロン利用者さんは、自分たちの持っている力を
発揮する場として利用したいという願いを感じます。
そして地域の人も、素通りすることの方が難しいかも(笑)

全てのチームに共通していたことは
外のスペースを有効活用したいということ。
子どもでも大人でも
開放的な雰囲気に身を投じると
自然と自分も他者も能動的になるような気がしました。

みんなが何かの用途に使いたいと感じた外のスペース。
サロン室内で完結させずに
サロンから外へ
外からサロンへ
外と中を行き来しながら
どこかには自分の居心地の良さを感じる
「居場所」としての機能を作れることを目指したいです。

素敵なワークショップを企画していただいた
tecoさんに感謝です。



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