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予測不能
今日の君と明日の君
元気がいい日か違う日か
会わないとわからないなんて
僕は怠い
同じ私なんて存在しないの
力強く言うもんだから
反論できず
今日も僕は同じ僕で君に会いに行く
*
扉をあければ涼しい風が僕を迎える一方で
遠く彼方にはどんよりした黒い塊も見えている
壁にもたれる傘を見て
チラッと見せる女神を信じて
持たずに出よう
少し歩いて気づく女神の嘘
ポツ
ポツ
冷たい雫が僕を撫でる
ごめんね、嘘ついて
微笑む女神は怖い黒い番人に隠された
*
今日は機嫌が悪い日かな
天気と機嫌の連動を少しずつ覚えた僕の勘
君に逢うまでに心を整えて
君の家の扉を開く
「いらっしゃい〜い」
天気が悪くても機嫌が良い日
僕のデーターはまた狂う。
予測不能な女達。