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「死別」手元供養に遺髪はとっても優秀

手元供養の骨壺を販売して16年目になります。

大切な人が残した「ご遺骨」や「ご遺髪」等を、自宅に置き供養することを「手元供養」と言い、当初はお墓やお仏壇を持たなくっても、自宅で祈り場という拠り所を確保するものでしたが、時が経ち、手元供養もずいぶん様変わりしてきました。

お墓はあるけど手元にも置いて大切な人を偲びたい方や分家で、仏壇まではとお考えの大切な人を亡くされた方、自宅で仏壇のように手を合わせる祈りの場所が欲しい方、最愛のお子様を亡くされた方、毎日、語りかけたい方、離れがたく、近くで見守ってくれるお守りのような存在としてご利用いただく方、お墓の継承者がなく、無縁仏になる可能性のある遺族の方、いずれ一緒にお墓に入りたい方、最愛のペットを身近において拠り所としたい方等々とご利用の範囲がとっても広がりました。

対象として「ご遺骨」を供養されている方が圧倒的に多いのですが、私は「ご遺髪」も保管やその後の行く先を考えた時にとっても優秀だと思っています。

小学生の時(60年弱経っています)の髪の毛を見つけ、普通の紙の箱に入れて放置しておいたのに劣化が無いのです。「ご遺骨」の保管にはちょっと注意が必要です。「ご遺骨」は水分を吸う性質があり、保管状態が悪いとカビ等の原因になったりします。大切な「ご遺骨」がそのような状態にならないように、骨壺はできるだけ通気性のあるものにしたり、通気性のある場所に保管しなければなりません。そして、「ご遺骨」の最終的な行方にもそれなりのルールが必要で、簡単に処分するわけにはいきません。


普通の紙の箱で保管していた60年弱経つ髪の毛


故人の身体の一部である髪を、その方の身代わりとして形見にするという習慣は、昔から世界各地にあり、日本でも一般的に行われてきました。身に着けるブレスレットやペンダントにもとても良いと思います。事情があって遺骨を分骨していただけない方にも「ご遺骨」と同じようなお気持ちで偲んでいただけると思います。

遺髪はずいぶん優秀なのです。









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