土砂降りの雨とワクワク感 エッセイ#27
昨日カフェで執筆していると、
突然、大粒の雨が地面をボタボタと濡らし始めた。
瞬く間に土砂降りに。
私は、雨が降ると、なんだかワクワクしてしまう。
雨粒がランダムに窓を叩く音
雨水に滲む窓越しの景色
コンクリートが濡れた匂い、
雨水が染み込んだ土の香り
木の葉から、ポタポタと滴る雨のしずく
目の前の世界が、自然界に洗われているような、
心が洗われるような感じがする。
雨が降り始めると、窓際に見える街の景色から、
どんどん人影が消えていく。
雨が降っている間は、
引きこもることが許されるような、
休憩することをすすめられているような、
不思議な安堵感がある。
止まない雨はないから、
雨が降っている時は、雨を楽しんでみる。
雨が降っている時しかできない過ごし方で。
きっと、人生も同じ。
止まない雨はないから、
抵抗するのはやめて、
雨の時にしか見えない景色を、味わえばいいのだと思う。
土砂降りの雨を眺めながら、
カフェの窓際で思ったことnoteでした。
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