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「天下り」って何なんですか
流行病のパンデミックが訪れるまで、和多志の世界観は「エゴ(小我)」視点による思考で満ち溢れていた。そう、3%とも言われる「顕在意識」を頼り尽くした感覚のもと半世紀以上生きてきた感がある。よって残り97%にあたる「潜在意識」からのメッセージを人生の要所要所で受けながらも、そこで立ち止まることなくただ流される生き方を続けてきた。
そして今、和多志の世界観は「真我(大我)」を中心に捉えようと努めるようになった。これまで気にかかったものの実際深く考えもせず通り過ぎていた「なぜ」や「どうして」について真剣に深掘りする姿勢を養っている最中である。日々の忙しさから急に断絶させられたパンデミックのおかげで、和多志は心の目が開かれていき、結果どこへ向かうべきかの方向性すら定めることができた。
ポピュラーなスポーツ選手の年俸や懸賞金などの破格な値段についての疑問は長らくあったのだが、それに加えて「有名」芸能人たちの高額なお手当…。薬を処方してるだけのお医者さんも得ることのできる青天井なお給料と立派な建物。(濡れ手にあわの)お金でお金を転がすことを商売としている方々の(一部)法外な収入。書類に判子を押すだけで時給換算にすると異様なまでの高級取りの方。
きっと上記以外にも多数の「それ〜実際のより良き世界に向けての働き〜に全く見合わないはずの」お金を…それも一生分使い切れないくらいの額で得ている人々がいるのであろう。そういう人々は法の目をくぐり抜けて多額の税金すら払っていない場合もあるらしい。いや、あるだろう。そのくらい腹黒い人々がこれまでの「地の時代」を跋扈して、庶民たちの生活や世界を蹂躙してきたのだ。
その最たるものが「天下り」ではなかろうかと思う。それまで十分に安定的に儲けてきたであろうその上に、死ぬまで安定的収入を得るための場所を自分たちに与えられた特権や権力を濫用し内々に話をつけ、互いに互いを守るための場所を作り出す。それを結果的に(特に経済的に)下支えするのは、そうした恩恵を一切受けることのない一般庶民なのである。これを蹂躙と言わずなんと言おう。
巡り巡って、この汚らしい負のエネルギーをこれまでは和多志たち一般庶民が知らず知らずのうちに上手く洗脳され騙され続けながらほぼ無心に引き受けてきた。でももうそれを全てお返しする時代がやってきたのだ。今まで「ふんぞり返ってきた」人々に。和多志たちは、もうあなた方を支えはしない。この世の皆を豊かにせず「我よし」のエネルギーを振り撒く者たちに、もう用はない。
「我よし」の方々は、「我よし」の人々同士でどうか仲良くこれまで通り(?)内々で生きていってください。少なくとも和多志は「皆よし」の世界で生きていくことを決めたので、外部からの洗脳も騙しも一切通用しません。「皆よし」の世界では、お金のエネルギーは美しく清らかに巡ります。誰も一生使い切れない大金持ちなどにはなりません。「足るを知る」徳の高い人々の世界だからです。