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ひとり旅-HOTEL MAZARIUM 編

 住んでいる宮城県岩沼市と実家の青森県八戸市の中間地点の盛岡にある、ホテル。宿泊だけでなく、日帰りサウナも楽しめるので岩手出張や休日のふらっと旅の時に利用していました。
今回はお盆の帰省に合わせて、盛岡で一泊することにしました。


HOTEL MAZARIUMってどんな宿?

 岩手県盛岡市河南地区は、鮭が遡上する中津川の南側に広がるエリア。藩政時代から交通の要衝、商業や金融の中心として発展してきた河南地区は、伝統的な建物や老舗の商店と現代的なお店がまざりあう、盛岡を体験できるまちです。
 このホテルは福祉実験ユニット「ヘラルボニー」がアートプロデュースを手掛けており、館内には彼らが制作したアート作品が常設展示され、アートに囲まれた特別な滞在を楽しむことができます​。

 また、ホテル内には本格的なフィンランド式サウナ「KANAN SPA」や「穐吉敏子ジャズミュージアム」。1,2階には地元の味を楽しめるフードホールや、盛岡のクラフトビールやワインを提供するレストランも併設されており、食事も存分に楽しむことができます​。

ホテルマザリウムは、アートと文化、リラクゼーションが融合した特別な体験を提供する場所となっています。

アクセス方法は?

 盛岡駅へは新幹線であったり高速バスで向かうのが良いと思います。東北であれば、直接自家用車やレンタカーで向かう、というのもおすすめです。
以下、盛岡駅からのアクセス方法をまとめました。

  • 車:盛岡I.Cより約20分

  • JR 盛岡駅東口バスターミナル6番乗り場より乗車: 約10分。最寄りバス停より徒歩約1分。

  • JR盛岡駅から徒歩で:約25分

このエントランスの看板が目印!

おすすめの過ごし方

 15時にチェックインした後、早速KNAN SPAへ!フィンランド式サウナを3セットほど楽しんだ後、2階のフードコートへ。私のおすすめは、ビアバー ベアレンへ!岩手を代表するベアレンビールやピザを楽しみましょう!

美味しいお酒やご飯を楽しんだ後、部屋でゆっくり過ごし早めに就寝。翌朝、朝食前にもう一度サウナへ!整った状態で1日を迎えられるのは、最高ですよ!

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続いて、私個人が他の宿泊施設と違い「ここがぐっとくる!」という内容についてまとめてみました!プランやディテールなどのたてもの編と施設の心遣いや仕組みなどのおもてなし編に分けてご説明いたします。


ここが、ぐっ!とくる_たてもの編

360°そろっているライン

 KNAN SPA の大浴場は床/腰壁がタイル、腰壁以上がバスパネルとなっています。湯船に入りながらなんとなくタイルの目地に沿って目を追っていくと、ピタッと360°揃っているのです!設計の基本ではあると思いますが、ここまでピタッと揃っているのは、設計士はもちろん、現場監督や職人さんと関わる全ての人が同じゴールを目指していたから出来ること。誰ひとりサボってはあの仕上げになりません。ほうっと湯船につかる度に眺めてしまします。

KNAN SPA HPより

視線も段差も気にならないシャワールーム

 大浴場とは別に、各部屋にもシャワー室がありました。洗面台がベッドルームと隣り合わせになっているプラン。鏡が仕切りの役割となり、開放的なワンルームとなっていました。

KANAN SPNA HPより
私が宿泊したヘラルボニーのアートルーム


鏡があるため、メイクや洗顔時に目が合うことはありません。ただし、洗面台の前に立つ位置と、脱衣スペースを兼ねているため流石に仕切りたい、、、

ベッドルームの隣に洗面台

そんな時のために、天井いっぱいのカーテンで仕切ることができました!シャワー室の壁部分にカーテンは引き込まれるので使わないときも邪魔になりません。肉厚な生地で照明をつけても透けないので、安心ですね!

シャワー利用/脱衣時にはカーテンで仕切れる!

トイレやシャワー室の前は、床がクッションフロアとなっていて、水で濡れても気になりません。他のカーペットの床と段差もなく、バリアフリー仕様。ビジネスホテルの水まわりはよく段差があるので、これはさりげないけれどグッときました。

段差のない水まわりスペース

アートのある暮らしのお手本

 自分の家や部屋にかっこよくアート作品を置くというのは、なかなかハードルが高いですよね。ふらっと出かけた旅先で一目惚れして衝動買いしたものの、家のインテリアにどうあわせればいいのか?
そんな方は、このホテルのインテリアを真似するとヒントになりそうです!

 ヘラルボニーのように鮮やかな色合いに対して、天井/壁/床をグレーに統一していました。それにより、部屋全体がグッと引き締まり、よりアートが映えます。絵やポスターだけでななく、クッションカバーやベッドカバーなど、一部分にアクセントを持ってくる。これであれば、少しずつアートを暮らしに入れられそうです。

ポストカードもいただきました!

ここが、ぐっ!とくる_おもてなし編

手ぶらで大浴場へ!バスタオルの置き場が良い◎

 大浴場へ行く時、多くの宿泊施設は各部屋に人数分のタオルが置いてあります。行く時にうっかり忘れて急いで部屋へ戻ったり、部屋へ戻る際に濡れて重くなったタオルを部屋まで持ち歩いたりと、案外手間だなあと感じていました。
しかし、KANAN SPAは手ぶらでいいんです!大浴場と脱衣室のドアの脇にタオルが積まれ、そこからそれぞれタオルを必要な分取るシステムになっています。もちろん、使い終わったら脱衣室の回収カゴへINして終わり。
そのため、身軽にお風呂/サウナあと直ぐにご飯を食べに向かうこともできます!

KANAN SPA HPより

水風呂初心者おすすめ!立って入る水風呂

 マザリウムの宿泊者は時間内であれば何回でも利用できる、カナンスパのフィンランド式サウナ

 私がカナンスパで最も気に入っているのは、水風呂なんです。地下水を利用した水風呂なんですが、水深が深いので立って入れるのです。水風呂に入る時、座って入るスタイルよりも自重と重力で一瞬で肩まで水に浸かるので、冷たい!が一瞬です。これで私は水風呂を克服して、より整う感覚を掴めるようになりました。水風呂苦手な方、おすすめですよ。

KANAN SPA HPより

これ、使ってみたかった!がそろっている

 KANAN SPA に採用されている設備には、「使ってみたかった!」と思わず思ってしまうものがあります。

  • RIFA ファインバブルのシャワーヘッド

  • ダイソンのドライヤー、扇風機

今の暮らしにも取り込みやすい家電やパーツを試せるのというのもいいですよね!

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今回は盛岡にある複合型ホテルをご紹介しました!ビールやコーヒー、民藝と色々な文化がある盛岡で、暮らすように泊まってみてはいかがでしょうか?


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