猫と住むなら冷たくない無垢材の床も良い。
猫と住んで驚いたことのひとつが、トイレです。
教えてもいないのに、迎え入れた初日からひとりでトイレを認知し、ちゃんと成功。
うちのココ丸は保護猫ではあるものの、ノラ時代が短いためトイレはほとんどミスしません。
たまに、私がトイレの掃除をサボってしまったときは、「きれいにして!」というメッセージをこめて敢えてミスをするけれども。
なので、ほとんど床を汚すことはありません。猫砂は散らばってるけども。
もちろん、色んな猫がいるので全く無いとは言えないけれど、猫を飼っている皆さんと話してもペットとして飼われている他の動物に比べて圧倒的にトイレミスは少ないと思っています。
つまり、家を探す・つくるときの床の選択肢が広いのです!
床材には色々な選択肢があります。その中で1番面積が多いフローリングも、大きく分けて3つあります。
樹脂フローリング材、複層フローリング材、無垢材。
3つの違いは、表面の材料です。猫は犬よりも爪が小さく、床に触れる肉球がとても特殊で重要な役割をしています。
猫は極端な体温調整が苦手なので、肉球が触れる床材が冷たく無い方が良いでしょう。
うちのココ丸は夜と朝にヨガマットをひくと、だいたいその上にいます笑
樹脂フローリングが冷たいからかなと、思っています。私も同じ気持ちなので笑
それであれば、床材は無垢材がおすすめです。
樹脂フローリングや複層材は合板や樹脂など何層か材料を貼り合わせています。それらに比べ、含まれる空気量が無垢材の方が多いのです。
この空気量の違いが、触れた時冷たく感じないのです。
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無垢材は調湿もしますので、夏私たちが裸足で歩いてもベタベタしなく、快適に過ごせるのは猫にとってもとてもいい事です。
もちろん、その調湿作用のせいで冬は乾燥し、床材が収縮していまうということは難点ですが、また暖かくなればちゃんと元に戻ります。
棚や冷蔵庫の上から飛び降りる猫のため、少しでも柔らかい床材が良い方は、スギ材などの針葉樹がおすすめです。傷もつきやすくはありますが、それも猫との思い出として数年たてば馴染んでいきますので、その風合いも楽しめます。
傷は付きにくい方が良い方は、固めのアッシュやオークなどの紅葉樹がいいでしょう。
ただし、無垢材は水分を吸収してしまうので、うちの猫さまはちょっと、、、という方は拭き取りやすいクッションフロアや樹脂系の床材がおすすめです!なので、猫トイレを置く場所は掃除しやすい床材にする、と使い分けると良いですね。
猫たちも気持ちよくトイレしてもらうためにも、猫砂も取りやすくしなくてはいけませんからね。
猫たちの肉球の快適さは、私たち人間の足の裏と同じかもしれませんね。