見出し画像

食べて、祈って、恋をして



つかれてモチベーションが低くなって曇り空のときって、元気をもらえる映画が観たくなる。

本ももちろん素敵なんだけれど、
活字をよむエネルギーが湧かないときには映画がいちばん。
お家でラクーな格好でごろごろしながらアイスクリームも一緒に食べちゃったりとかね。
気楽さと楽しさと自由さ。
ぜんぶごっちゃ混ぜでも許されるこの娯楽timeがお気に入り。



" 以前持ってた食欲や生きる意欲が消えた
新しい場所で 何かに驚きたいの "

" アメリカ人は 楽しむことを罪悪と思ってる
娯楽はあっても 快楽を分かってない "

" 快楽にふけるのは当然の権利なのに____
" 何もしないことの歓び " それがイタリア人

" この胸の痛みは いつまで?"
" カレンダーにしるしをつける? それは君次第だ "

" 服を選ぶように考えを選べ
どっちも自分で選べる "

" 君はコントロール欲が強すぎる "

" 結婚のお祝いを何にしようか迷ったけど 朝の詠唱の時に___あなたを想うことに
あなたの幸せを描くと最後まで謡える "

" 約束を 自分を許せるまでここにいるんだ
後は自然に任せろ "
" あなたも自分を許した? "
" 努力はしているよ 努力中だ "

" 私を想う時は愛と光を私に送って そして忘れて 悲しみは消えるわ "

" 君は 自分の人生を 生きるんだ "
" また恋をしろ "



素敵な言葉やシーンがたくさん。
それに、お料理がとってもおいしそうなの。

リズがイタリア語で注文して出てくるお料理の数々。
それにこのリズとソフィーがピザを食べるシーンなんてナポリのピザが無性に食べたくなっちゃう上にこの言葉までがセットだもの、とってもすてきー。

" カロリー計算をして 自己嫌悪におちいる
ムダよ 太るのはイヤだけど罪悪感とは別れることにしたの "

そのあとのジーンズのくだりなんて、お茶目でキュートで楽しい気分になれちゃうし。

他にもセラピストの例えとか
くすくす笑えて微笑ましい気持ちに。



" 出会うすべての人を“先生”と考えるのだ。そして自分と向き合い、自分自身で難点と思う部分を許せば真実が見えてくる "

Netflixの
" あしたを明るくする言葉 " シリーズがすき。


『 アバウトタイム 』がちょっと多めに選出されいるところとか、『 グッド・ウィル・ハンティング 』にレオ様でしょ、それに『 グリーンブック 』、坂元裕二さんでしょ、『 SLAM DUNK 』もしっかりおさえてるところなんて、だいすきーってなった。
好みが似ててうれしくなった。
わたしもこれらの言葉すきだものーーーー。
あしたを明るくするどころか、瞬時に心があかるくなりました。ありがとうNetflixさーん。


さて。
話をもどして、『 食べて、祈って、恋をして 』の原作を読みたいなーと調べたら

早川書房から出されていたのー。うれしいねーー。
そっか、これはノンフィクションのジャンルに分類されるのか。

もしかしたら自分の好きな作品が気づいてないだけでほかにもあるかも!と思って目録をパラパラ。

おおーー!

『 博士と狂人 』、『 アメリカン・スナイパー 』、『 レナードの朝 』、『 マネー・ボール 』...

Novelには、『 リリーのすべて 』、『 レインマン 』、『 プラダを着た悪魔 』...

わあああ早川書房ってすごーーい!
こういうの何て言うのかしら、粒揃いの作品が多くないですか?
この表現は合っているのかな、上から目線みたいな発言ではなく、すてきな作品が多く集まっていた事実に感動したってことを伝えたいの。

『 プラダを着た悪魔 』の原作にも驚いたけど、さらに続編があるとは。

しかも、ミランダがふたたび現れた!って。
hahahaー!みたーい。


この夏から誕生していたコミックサイトハヤコミに、これからどんな作品が誕生していくのかたのしみにしているの。

SF、ミステリのジャンル以外のすてきな作品にもスポットが当たったらうれしいなーって。

そこで、『 プラダを着た悪魔 』がもし、、、
わたしのふわふわした妄想でたどり着いたのが


槇村さとるさん。

『 リアル・クローズ 』を夢中になって読ませてもらったし、なにより槇村さとるさんの作風と作品が合うだろうなぁって妄想のなかで着地したの。

キョンキョンのエッセイにも登場されていたことを思い出してパラパラ。

ここからがすごーく良くて、やっぱり槇村さとるさんが描いてくださったらどれだけ素敵なんでしょう、って気持ちがふくらんだ。

____先生の漫画の中の女の子が、夢のためにグッと意思の強さを見せる瞬間があるでしょう? あの時の表情がいいんですよ。スカッとします。それに、着ているものがまた、お洒落で。
____変なんですけど、最初は私、服って「登場人物に着せるもの」だと思っていたんですよ。
____人物に? 着せる?
____そう。キャラクターたちが着るのが服で、そのために一生懸命洋服を見たり買ったりしていたんだけど、自分が着るものについてはぜんぜんわかっていなかった。
ある時、友だちが女性ファッション誌を読みながら「このドレス、素敵! 着たい」と言ったんだけど、私は「はぁ?」という感じで。自分で着たいって、どういうこと?って(笑)
____フフフ。漫画家さんって、ファッションデザイナーで、スタイリストですもんね。
____ストーリーに合う服、描き映えのする服、登場人物の性格に合った服、そんなことばっかり考えてて......

____そうそう。私は、靴かなぁ。若い時は、仕事でハイヒールを履くことはあっても、自分では買ったことがなかった。痛くて、ぜんぜん歩けなくて。でもある時、ハイブランドのちゃんとしたのを買ってみたら、「うそー、ハイヒールなのに歩きやすい......って。
___えー、何を今さら。って、ほら私、靴フェチだから(笑)。始まりは子どもの頃の、赤い靴をもらいそびれたっていう経験なんですよ。よそからもらった素敵な靴があったんだけど、サイズが合わなくて母親が返しちゃった。あの靴を今も探し続けているような......。
____フフフ。
____それと、トゥシューズとか、フィギュアスケートの靴とか、人の機能を拡張していくような履物が好きですね。義足もそうですが、それを装着することで、何かとんでもないゾーンに入っていけそうなものが、もう大好き!なんです。

恋も仕事もがんばる主人公の姿に励まされるような作品、エネルギーに溢れたビタミンストーリーがいくつになってもすきだなぁ。

『 キューティーブロンド 』とか、

『 マイ・インターン 』とか、

『 ドリーム 』は、ビタミンの量がとんでもないやつ。

人種差別も性差別も...歴史が変わった瞬間の光景に涙腺は崩壊しちゃうし、
一緒になって、悔しさも苦しさも涙も、感動も勇気も憤りも喜びも湧いてきて、とにかく感情のフルコースで胸がいっぱいになるの。

なんてったって友情・努力・勝利と、ジャンプの三原則が詰まってるんだもん。
ハマらないでなんていられない。


っとっと。脱線のようで。

ジャンプの三原則を引っ張り、
ハヤコミ・井上雄彦先生・〇〇

‥‥わああああ!

〇〇は一つになんて絞れないし、
とてもとても夢が広がりすぎて、
無限に妄想がたのしめちゃうね。

井上先生はどんな本がすきですか?

どんな本を読みますか?どんな作品に惹かれますか?

ほうほう。
ほかにも影響を受けたりしたすきなSF作品はありますか? って聞きたーい。

最近はどんな本を買いましたか、興味をもっている人はどんな人ですかとか、聞きたいことも無限だね。


まず、この仕事のどこに魅力を感じたのか。

 たぶん建築物そのものよりも、あの建物(生き物?)をつくるにいたったガウディという人に対する興味があったのは間違いない。

 その人が、動植物などの自然にモチーフを求めているところ。

 その人が、自然を秩序立て、形作るもとになる「理」を見出して最大限の敬意を抱き、それを自分のつくるものの中心に息づかせているように思われ、それが判明してくるに従って、無知な僕はおおおと底知れない感動が湧いてくるんですが、そんなところ。

 抽象的な言い方だが、 僕は漫画をつくることにおいて、ある「枠」をなくしたいと思っている。世間の大部分が思っている「漫画」ってどんなものだろうか。それがおそらく枠の一つ。漫画家やその世界の住人の大部分が自ら無意識に定義している「漫画」とは。それが枠の一つ。多くの人に届けるための約束事、流行、記号。自分の今日以前の作品に設けられ、今の自分にも投影される枠。

 漫画であれ何であれ、固く丈夫な枠に覆われて、守られているけどその中で完結しているように見えるものより、その枠を飛び越えようとするものに興味が行くようになった。といっても安易にはみ出すことを売りにしてはしゃぐようなものでなく、何か内側からの必然があって、そうせざるを得ないようなもの。


Casa BRUTUSの表紙とかみてたら
この方が描く『 老人と海 』が浮かんだりもしてうわああツボだなあああと自分の妄想で自分がよろこんだり。

こういうの考えてる時間がたのしかったりするのよね。


時代ものはやはり『 バガボンド 』が輝いてるし、いろいろ想像を巡らして泳がせてたどりついたのが二作があったけど。

んーーー無理やりはめようとしてるだけに気づいた。
ただ井上先生のが見たい人なだけだった。

願わくばオール鉛筆のもので。
フルカラーとかじゃなくていいの。
この鉛筆の感じのまま、これを目で追っていたい。

いや、なんやかんやで一番心待ちにしているのはこれか。

そうかもしれない。
40代後半のアイツらはなにをしているのー。
会いたーい!!

いいなと思ったら応援しよう!