こんな私のフィンランドワーホリ
はじめに
はじめまして、cocoです。
大学を一年休学し、2024年7月からフィンランドでワーキングホリデーを始めました。
私がワーキングホリデーを検討し始めたのは2023年10月、
決意したのは2024月1月でした。
半年前に始まったばかりのフィンランドワーホリ、
ビザ取得人数もまだまだ少なく、
渡航しても家や仕事が見つかるかわからない中での決断でした。
(仕事に関しては2024年8月現在もわかっていませんが)
このnoteは私のフィンランドワーホリの記録です。
なんてことないこともたくさんありますが
自分の異国での頑張りを思い出したくなった時のために、
そしてまだまだ前例の多くないフィンランドワーホリ、
いつか誰かの参考になればと思い始めてみました。
今回は自己紹介も兼ねて、私の渡航理由や目標を書いてみたいと思います。
ワーホリを決断した理由
「どうしてフィンランドなの?」
ワーホリ滞在中の方や検討中の方は
何度も受けている質問かと思うのですが、
私はこう聞かれたとき、
いろんなものをひっくるめて
「かわいいから」
と答えています。
私は昔から北欧デザインが好きだった母の影響で、
マリメッコやムーミン、シナモンロールなどなど
フィンランドにゆかりのあるものが好きです。
その中でフィンランドが世界で一番幸せな国であること、
森や湖など自然とともにある生活、
内向的と言われながらSISUの精神をもつフィンランド人の性格など、
知れば知るほど「フィンランド」という国がとてもかわいく思えました。
しかし私はもともとフィンランドで暮らしたい、だったり
ワーキングホリデーに行きたい、といった気持ちがあったわけではなく
ただ漠然と このまま社会人になってしまっていいのか? という
不安というか、疑問というか、もやもやしたものを抱えていただけでした。
そんな中、大学3年生の夏休みが始まった時期に
フィンランドと日本がワーキングホリデー協定を締結したと知りました。
行きたい! と思った自分にびっくり。
フィンランドはかわいい国だと思うし興味はあるけど、
今まで行ったこともなければ、
生活の中心にフィンランドがあったわけでもなかったから。
しかし英語もフィンランド語も話せない私にとって
ワーホリは今すぐ決断できることではありませんでした。
アジア圏から出たこともないし、
フィンランドは物価が高いらしいし、
しかもワーホリが始まったばかりのマイナーな国は
エージェントを見つけるのも難しいらしい。
サポートしてくれる人がいないとなると
ビザの申請も滞在先も全部全部自分ですることになる。
そう簡単じゃないなあ・・・
諦めようとしていた私の背中を押したのは、
いつも私の良き理解者でいてくれる姉と、
いつも私を見守ってくれているであろう母の存在でした。
(そして思いつく限りのサポートを全力でしてくれた父と
心配性な私にポジティブな言葉だけ伝えてくれた兄も!)
フィンランドのワーホリが始まると教えてくれたのも、
いちばん応援してくれたのも姉でした。
母は私がフィンランドに興味を持ったきっかけを作ってくれたので、
私の中で母とフィンランドは強いつながりを持っています。
その中でも大きいのが五年前、母が念願の初フィンランド旅行に行ったとき
高校生だった私は部活と受験で一緒に行くことができなかったということ。
受験が終わったら一緒に旅行しようねと約束したにもかかわらず、
私が高校を卒業するころに母はもうこの世にいませんでした。
その時から私の中で「行けなかった場所」になってしまったフィンランド。
なんかわからないけど、母への気持ちをひとつ克服できる気がして、
そして母が心配していた弱い自分から卒業するため。
色々悩みながらも、いろんなものにきっかけをもらい
なんだかんだ勢いで決断してしまいました。
春から大学4年生になる予定だった私は、
就活においての新卒カードを捨てるのも
年齢制限までに仕事を辞めるのも
どちらもきっと勇気が出ないだろうなと思い
行くなら今しかない! と休学を申請。
少しでもフィンランドでの生活を充実させられるようにと
渡航までの準備期間を長めに設定し、
渡航を2024年6月に決めました。
ワーホリでの目標
フィンランドワーホリでの私のいちばんの目標は、
頑張りすぎず楽しむこと です。
行ったことのない土地、知らない人、違う言語。
今まで日本から出ず地元で生きてきた私には
すべてが挑戦で、すべてが刺激的です。
そのひとつひとつを取りこぼさず良い記憶として楽しむため、
自分の性格上、頑張らないといけないことができると
それしか見えなくなってしまうので、
あくまでホリデー中心のワーホリにしたいと思っています。
そして前項でも書いたように
弱い自分を脱すること。
今までとは違う環境に身を置いて、
色んな人と関わって、違う文化を体験して、
きっと弱い自分のままではいられないはず。
強い人間にならなくてもいいから
帰国時に何か一つでも成長できた点を
見つけられると良いなと思っています。
なによりもこのフィンランドで暮らした期間を
自分の中で大切な記憶として残したいです。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
読んでも何の得にもならない文章ではありますが、
私自身のことを少しご紹介したく書いてみました。
もうすぐフィンランドに来て二か月がたちます。
非日常なはずの環境にもかかわらず
日本にいた時と同じような悩みも出てきて、
少しずつ日常に変わってきているのかなあと思っています。
来月からはまた新しい場所へ移る予定です。
帰国までの期間を過ごす場所なので、
自分の心地いいように作っていきたいです。
次の記事ではワーホリビザ取得までの道のりを書きたいと思っています。
いつか誰かの参考になりますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?