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ワーホリビザ取得までの怠惰な道のり①
はじめに
こんにちは、cocoです。
2024年7月からフィンランドでワーキングホリデーを始めました。
今回はビザ取得までにしなければいけなかったこと、
必要だった書類、かかった期間などについて
書いていこうと思います。
ちなみにと言っては何ですが、
私はタイトルにもある通り怠惰でものぐさな上
マルチタスクが苦手な人間なので
今回のスケジュールはかなりギリギリです。
ビザがなければ始まらないので、
これから手続きを始める方は私を反面教師にして
余裕をもって準備されてください・・・
この記事を読むにあたって
ここではオンラインサイトの使い方や手続きの仕方など
詳しい申請方法については解説していません。
他の方がnoteやYouTubeで
分かりやすく解説して下さっているので
そちらを参考にしていただけると幸いです。
また、書類の取得方法に関しても地域や時期により
変わってくるかと思います。
ご自身の状況に合わせてお調べいただくよう
お願いいたします。
ビザ取得までの道
フィンランドのワーホリビザを取得するためには
いくつかの工程を踏む必要があります。
大きく3つに分けるとこんな感じです。↓
必要な書類を集める
オンラインサイト(Enter Finland)で申請する
大使館で本人確認面談
今回はビザ取得までにかかった期間を
ご紹介したあと、
主に書類の集め方にフォーカスして
書いてみようと思います。
ビザ取得までの期間
フィンランドのビザ手続きは
顔写真付きの滞在許可証
が手元に届いて完了となります。
私が滞在許可証を手にするまでには
大体三か月ほどかかりました。
この三か月の内訳をご紹介します。
3月25日 残高証明書発行
4月8日 海外保険申し込み
4月18日 海外保険加入
4月23日 Enter Finland 申し込み完了
5月13日 大使館面談予約
5月22日 大使館面談
5月23日 ビザ申請許可
6月1日 滞在許可証受け取り
私の場合、
大使館面談の予約 から 当日 までと、
申請許可 から 許可証受け取り まで
このあたりのスパンが短かったのがラッキーでした。
それぞれ一か月以上期間があいてしまっている方も
よく見かけるので、本当に余裕をもって進めてください。
(私は6月19日渡航予定だったのでギリギリでした・・)
必要な書類を集める
はじめに申請にあたり必要な書類について。
これらの書類はEnter Finland申請時にPDF形式で、
大使館面談時に原本が必要になります。
必要になる書類はこちらです。↓
(詳しくはフィンランド移民局サイトを参照ください
https://migri.fi/en/working-holiday/en)
滞在期間中有効なパスポート
パスポートのカラーコピー
ガイドラインに準拠したパスポート写真(36mm×47mm)
往復航空券または購入できる手段
三か月分の滞在資金の証明(約2000€)
有効な保険の加入証明書
サイトの中に
「申請を提出する国に合法的に滞在していることを証明する書類」
とありますが、これは特に提出しませんでした。
問題なく許可が下りているので、
パスポートで補えてるのかなと思います。
パスポート写真、残高証明書、保険の加入証明書は
申請するときに悩んだポイントだったので、
私の場合はどうだったかを紹介します。
パスポート写真
まずはパスポート写真について。
パスポート写真はEnter Finland申請時には必要ありません。
面談の時に他の書類と一緒に大使館にもっていき、
申請用紙(?)の写真の枠に貼ります。
パスポートと同じ写真じゃないといけないのかなとか
どこかで見た証明写真コードってなに?とか
もはやサイトによって大きさの指定がちがうよなあとか
意外にたくさん迷ったポイントでした。
結局私はどうしたかというと、
申請前六か月以内で、背景が無地で
(私は白にしました)、
指定サイズ(36mm×47mm)の写真を
新しく準備して持っていきました。
影になっちゃダメとか見切れてちゃダメとか
色々決まりはありますが、
証明写真を撮るときと同じことに気を付ければ
大体大丈夫です。
この顔写真は滞在許可証にどーんと載るので、
一年間、目にする度後悔することにならないように(TT)
私はスマホのノーマルカメラで正面から撮り、
証明写真アプリで大きさを合わせてコンビニで印刷しました。
背景は切り抜いて無地に加工しましたが、
それでも問題なく受理されました。
何度でも撮り直しできるし安く済むのでオススメです!
残高証明書
ワーホリビザを申請するにあたり、
最低三か月は働かなくても生きていけますよ!
ということを証明する必要があります。
(主な目的が休暇であることが条件になってたり
出稼ぎやら移民問題やら諸々関係あるのかも)
三か月分の生活費として
移民局サイトで指定されているのが約2,000€。(2024年11月1日より約2,450€に引き上げられたそうです!)
それに加え、復路の航空券を持っていない場合は
購入できる資金があることを示す必要があります。
私は申請時 既に往復航空券を購入していましたが
念のため航空券の資金も合わせた45万円程度の
残高証明を提出しました。
ここで大事なのは英文で発行してもらうことです。
日本語では受け付けてもらえません。
PDF形式で発行できるネットバンクもありますが、
結局は面談の時に原本が必要になるので
直接発行しに行く方が手っ取り早いと思います。
残高証明書の発行方法は銀行や支店によって
異なると思うので
公式サイト等で確認いただければと思うのですが、
ゆうちょ銀行の場合は特に予約等は必要なく
通帳と本人確認書類と届出印をもって
「英文の残高証明書を発行したい」
と伝えれば案内してもらえます。
(日本語表記とは記入する用紙が
ちがうのではじめに伝えてください)
私は届出印が見当たらず変更手続きをしたり
英文でと伝え忘れて日本語の用紙に記入し
はじめからになったり、など
うっかりがたくさんありましたが、
それでも1時間くらいで受け取れました。
海外保険加入証明書
海外保険はみなさん悩むところだと思います。
私はステップインのエコノミープラスにしました。
滞在予定の9か月間で547€。
この保険を選ぶというのが難しく、
自分が滞在するすべての期間有効で
しかも120000€をカバーできる保険でないといけないらしい。
どうやって探せばいいかわからなかったので
『フィンランド ワーホリ 保険』で検索し、
一番上に出てきたステップインのサイトに
フィンランドワーホリの記載があったので
問い合わせをして最適なプランを提案してもらいました。
海外保険に入ったことがなかったので決め手が分からず
ビザ申請の要件を満たしている
日本語の相談窓口がある
フィンランドのワーホリ申請をクリアしている実績がある
という3点をメインで考えました。
問い合わせ時点で日本人の担当者さんと
やりとりできたので安心でしたし、
加入証明書に申請要件を満たしている旨を
記載してくれるとのことだったのでここはクリア。
申請の実績はX(Twitter)で検索したところ何人か
ステップインを使った方がいらっしゃったのでクリア。
現に私もこの保険でビザを取得してるので、
申請に当たっては問題ないと思います。
他の保険会社と細かく比較していないのと
まだ補償を使ったことがないので
オススメ!と言い切ることはできませんが、
選択肢のひとつとしては良いと思います。
おわりに
長くなってしまったので、
一旦ここまでで終わろうと思います。
情報は変わりゆくと思うので、
一度ホームページ等で確認いただければと思います。
次の記事では大使館面談の予約から
当日の流れをご紹介します。
ちなみに今回の写真は晴れの日のOodi。
渡航してすぐの頃に撮った写真なので、
冬になって暗い日々が続いている今見ると
青い空が恋しくなります。