不信

はじめからあまり人を信用していない。

第一印象で「うさんくさいな」と思った人は
その後の付き合いで印象の変化はあっても、
最終的には「やっぱり信用ならない人だった」で
終わることがとても多い。

ここ最近でそんな風に信用できなくなった人がいたので、改めて私の人の見方をメモしておこうと思う。

前提として私は人を疑うことから始める。
「信じる」は才能だと思っている。

主人は私とは真逆の家庭環境、
とても朗らかで温かい家庭で育ち、
人を疑うことをあまりしない人だった。
社会人になり、ブラック企業に勤めて鬱ギリギリ、
そこで初めて社会の闇に触れたそうだ。

そんな主人だが、根っこの部分は変わらないらしく
「良い人だ!」と思うと信用してしまう。
その間、主人が良い人と言う人を悪くは言いたくないが、
心の半分くらいで疑ってかかってい
る。

信じた先で自分が傷つかないように、
そういう心の防御法なんだと思う。

それでも受け入れることもしないとと、
相手の良い部分を見るよう
何年もかけて修正してきていた。

でもやっぱり、第一印象は覆らなかった。

芯がないな、と思った人には
結局芯を感じなかったし、

人を操るのが巧そうだな、
と思った人は、人身掌握に長けていた。

主人のことは信用するようにしている。

でも保険かけてるかな。

信じられないときもある。

信じて心を開いて近づいても
結局捨てられるんだ。

その固定観念から離れられない。

こう書いていると、
「私は人間不信なのか?」と思えてきた。

私が人を信用出来ないのは
見捨てられ不安の要素が大きいからなのかも知れない。

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