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『カラーパープル』

最近、夫に聞かれて何も思い浮かばない自分に驚いた。

「今、ひとりで海外行くならどこに行きたい?」

その場にいた友人は
「ニュージーランドと〜」
スラスラ答えていて

尚更、自分に驚く。

5歳になろうとしているワガコを置いて
はたまた、夫や、11歳になろうとしている愛犬を置いて
海外に行く自分の想像がつかないのだ。

良いとか悪いとかじゃなくって

何となく、、そんな自分が嫌いじゃないな
 
な、最近。


今更
と言われるかもしれないけれど
先日『カラーパープル』を観た。


元々、映画選びが特別得意ではない私は
大概 夫が観たいと思ってるものを横から観させて貰っているのがほとんど。

ただ今回は、
観だしたらちゃんと観てしまう。
そんな感覚に襲われて、、、

賛否両論、色々ある映画だそうだけれど
私は、本当に観れてよかった1本になりました。


日本に産まれ、日本で生活していると縁遠いように思える “差別” という言葉。

でも、“差別” は1番身近に、、何なら自分自身の頭の中にある。
そう思えて仕方ないのです。


「お前はこの程度の人間だ」
と言われて、扱われて 育つと
そう思うしかなくなる。

けれど

人間は誰しもが自分らしく 自分のまま、ありのままの自分を愛し、生きる権利がある。


遠い国の、今ではない昔の話でも

現代の私たちにはビンビンに響く作品ではないだろうか。。。





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