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timelesz project-AUDITION-について思うこと(12話まで見て)

何かと話題のNetflix。映画やドラマ・アニメをいつでも観られる。また、「地面師たち」や「極悪女王」のようなドラマ、「あいの里」のような恋愛リアリティーショー、「トークサバイバー」のようなバラエティなど、お金をしっかりかけたオリジナル番組を提供してくれる。
アイドルには一切興味のない私だが、今日は「timelesz projuct」についてお話をしたい。

timeleszについて話をすると長くなってしまうので軽い説明程度にとどめる。
timeleszはSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属の男性アイドルである。SexyZoneから二人が事務所をやめ、佐藤勝利・松島聡・菊池風磨の3人が所属している状態である。
そして、今回のプロジェクトは、上記の3人と一緒にアイドル活動を行う仲間を探すことが目的のオーディションをNetflixで放送している。

8話からは、同事務所の俳優部に所属している3名がオーディションに参加した。なら最初からジュニアから選べばいいじゃん! というのが素直な感想なのだが、ジュニアを見た上で今回は選ばないことに決めた?らしい?? となると、なぜこの3名がオーディションに参加できたのかがよくわからない。3名は、timeleszと前後の入所で、ジュニアを一緒に経験してきたメンバーということもあり、ダンスも歌も上手い。尚更この人たちでいいじゃん!!という思いが強かったのだが・・・。うーん。よくわからない。

さらに、残るだろうと予想していた挑戦者が落ちた。
3次審査では、事前に顔面偏差値の高さから視聴者の評価が高かった加賀谷桜汰が落選したことに関して、SNSでは非常に大きな反響があった。だが、私が驚いたのはその段階ではない。4次審査だ。
4次審査で落選してびっくりしたのは、日野健太と、前田大翔だ。
日野健太は歌手である。ハスキーボイスが特徴でR&Bのような(間違ってたらごめんなさい)個性的な歌唱ができる。J-POPが多いアイドルの中でこのような歌い方は良し悪しだと思うのだが、とても魅力的に感じた。担当のトレーナーからの指導を受け、歌に合わせて歌を歌おうと努力するところも見られた。
前田大翔は元アイドルだ。自分の所属していたグループが解散してしまい、今回のオーディションに臨んだらしい。ダンスも歌も初心者ではなく、グループ全員で合わせて踊ることに慣れているため、練習の段階から飲み込みが早く見えた。
にもかかわらず。落ちた。

そしてここで私は気づくことになる。私はやはり年相応な男性に魅力を感じるのだということに。timeleszのメンバーは3人とも30歳手前。俳優部の3人も、同じくらいの年齢だ。また、日野健太も前田大翔も30前後。結局私も女、歳の近い人間に魅力を感じる年相応な部分が自分にもあったことに少し照れた。

俳優部の3人で決定して仕舞えばよかったのでは、もしくは新規メンバーは全員ジュニアで良いのでは、という思いは拭えない。ただ、今回のオーディションを経て、新規メンバーを加える前からファンを獲得することが目的なのだろうと思うことで落ち着いた。現に、あーだこーだ言っている私も寺西拓人を応援し始めている。

「推し」ということがよくわからなかったのだが、今回のオーディションを通して、誰かが頑張る姿を応援する、生きていることを応援するということについて少し理解することができるような気がした。顔だけを目で追う行為ではないということがよくわかった。これは、音楽番組やバラエティ番組を斜めに見ているだけではわからなそうである。頑張る姿を見る機会がないと推すことは難しい。今回オーディションに合格しなくても、寺西拓人を見かけるたびに、胸キュンしそうである。

メンタルと生活を天秤にかけて、持続可能に推し事を楽しんでいこうと思う。そこまでまだ沼ってないけどな!!!

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