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人間(ホモサピエンス)の終焉② ~AIの支配~

人間(ホモサピエンス)の終焉①の続きです。
前回は、映画「End of Humanity」の序章に描かれる、人類の未来像をご紹介しました。

映画ではこの後、WEF(世界経済フォーラム)が計画している、心も感情も操作される人類サイボーグ化という未来に向けて、具体的にどのようなテクノロジーがすでに開発されているのか、そこにつながってくるワクチン、信用スコア、5G、スマートシティなどについて、説明しています。


WEF(世界経済フォーラム)のサイトは、世界の支配層がこれから達成したいこを示しています。
まずは、グローバルガバナンス(いわゆる世界統一政府ですね)。
世界で起きるすべてを、完全にコントロールしたいということです。

信用スコア

また、デジタルIDを導入して、ワクチンパスポートや社会信用スコア、そして個人の自由を全て根絶する監視システムに接続させ、全体主義でディストピアな管理システムを導入したいと考えています。
それはいたるところに設置されるので、誰も逃げられないでしょう。

デジタル監視システム

グローバリストの有名なウェブサイト、フォーブス(Forbs.com)に、このような書き込みがあります。

WEFは声明を発表している。“大都市に住むすべての人の思考、感情、夢さえも記録されるだろう”と。
彼らがどこまで世界規模の監視社会を推し進めたいのか、ということです。

Forbs.com

この記事は、WEFの若きグローバルリーダーである、イダ・オーケンによって書かれました。
デンマーク政府の環境大臣として、戦略的に配置された人物です。
現在、オーケン大臣は、あらゆる包括的な監視技術が実装され、すべての人の夢、感情、思考が常に記録されるスマートシティの開発を、積極的に推し進めています

チリの前大統領、セバスティアン・ピニェラ氏は、5Gは私たちの思考を読み取ることができるだけでなく、すべての人に思考や感情を挿入することさえできると、国営放送で公式に述べました。

機械が私たちの思考を読み取り、思考や感情を挿入できる可能性がある
5Gは、この分野におけるこれまでのどのテクノロジーよりも私たちの生活を変えるでしょう。

チリの前大統領、セバスティアン・ピニェラ氏
チリの前大統領、セバスティアン・ピニェラ氏


彼らが私たちの思考や感情を読み取るために使用するテクノロジーは、5Gだけではありません。
彼らが公式に推進している議題は、すべての人間をサイボーグに変えることです。
人間と機械の共生です。

彼らは、これによって私たちの生活が向上し、さらには超人的な能力が得られると主張しています。実際、ある程度はそうなるかもしれません。

彼らが言及していないのは、一度クラウドに接続され、AIによって制御されると、あらゆる独立性、自律性、自由が失われるということです。

そうなると、文字通り、世界中の全体主義的なデジタル監視ネットワークの奴隷になってしまいます。
そして、逃れる術はありません。テクノロジーのインプラントを体内に埋め込むと、どこにいてもあなたを監視し、意識を超えてあなたを制御する、あらゆる種類のコマンドを体内に挿入することが、さらに容易になるからです。それは、あなたが気づくこともなく起こされるでしょう。

私たちはコンピューターだけでなく、人間や他の生物をハッキングできる段階に到達しました。人間は今やハッキング可能な動物です
人間には魂や精神があり、自由意志があるという考え方全て(ハッキング可能)です。そして、自分の中で何が起きているのか、誰も気づきません。
つまり、選挙にしろ、スーパーマーケットにしろ、自分の自由意志で選ぶということは、終わるのです。

ユヴァル・ノア・ハラリ氏のスピーチ
ユヴァル・ノア・ハラリ氏

ハラリ氏とは、フェイスブックのようなソーシャルメディアやビル・ゲイツ、オバマ、CNN、科学や経済プラットフォームによって、世界中で最前線に押し上げられている人物、ということに留意しておいてください。
“世界は彼の言うことを聞く”と、グローバリストたちは主張しています。

最終的には、10年、20年、30年以内に、アルゴリズムは、大学で何を学び、どこで働き、誰と結婚すべきか、さらには誰に投票すべきかも教えてくれる可能性があります。

したがって、ハラリ氏によると、私たちはもはや自分の心、直感、経験、感覚に耳を傾けるべきではなく、誰と結婚するか、誰に投票するかをAI に許可すべき、とのことです。
これは、人間の魂、精神、心、そして私たちの生活全体が、ロボットに完全に乗っ取られることを意味します。

人間が世界の支配者であった数千年が過ぎ、権威と権力は人間からコンピューターへと移ります
そしてほとんどの人間は経済的にも政治的にも無力になるでしょう。
今日、新しい人類の層が創出されているのを、私たちは目にし始めています。
それは、“役に立たない層”です。

ユヴァル・ノア・ハラリ氏


顔認識デバイスや、微小な筋肉の動きなどを通じて、見ているものを収集し、感情を測定できるデバイスさえあります。これらのデータはクラウドに保存され、大手テクノロジー企業が管理していることは、容易に想像できます。

2030年頃には、スマートフォンは一般的ではなくなり、代わりに体に直接埋め込まれるものになるでしょう。

私たちは、消費者が自分のCO2排出量を測定できる技術を開発しています。
どこへどうやって旅行するか、何を食べるか、何を消費するか、つまり個人のCO2排出量の追跡機能です。まだ実用化されていませんが、現在取り組んでいます。

アリババ社長マイケル・J・エヴァンス氏、WEFにて
アリババ社長マイケル・J・エヴァンス氏、WEFにて


彼らは、世界中の全ての人々のあらゆることまで監視する、世界規模ネットワークを構築しようとしていて、この狂った計画はかなり進んでいます。

いわゆる「身体のインターネット( Internet of Body=IOB)」です。
実際、これはエコシステムで、インターネットに接続されてソフトウェアが組み込まれ、個人の健康データを収集したり、身体の機能を変更したりできる一連のデバイスです。
私たちは、IOBを、これらすべてのデバイスと、収集するユーザーに関するデータの集合であると考えています。

IOB=身体のインターネットについて

私たちは将来、生活のあらゆる面で評価され、計算の対象となるでしょう。何を食べるか、誰とデートするか、インターネットで何を買うか、どれだけのエネルギーを使うか。

すべてが透明化され、プライバシーは完全になくなります。私たちはそれに慣れなければなりません。

古代より、独裁者たちはずっとそれを望んできました。今、テクノロジーの進化で、それが可能となりました。

新しい通信技術は、生活を楽にするものとして推進されています。しかし、真の狙いは、個人データの収集です。
データを多く収集すればするほど、データの所有者にさらに大きな権力が与えられ、人々を完全にコントロールすることが可能になります。

データは新しい石油であり、新しい金である。

インドのナレンドラ・モディ首相

データ収集を中心とした新しい世界インフラの構築は、地球を気候変動から守り、より持続可能なコミュニティを構築する素晴らしい方法として推進されています。それは「私たちの世界を救う」というパッケージで提供されます。
しかし、注意深く耳を傾ければ、本当の目的が見えてきます。
重要なのは、この新しい石油と金、つまりあらゆる人から膨大な量の個人データを収集することです。

ただし、これらのデータ収集テクノロジーの多くでは、人々がシステムの境界内にとどまることが重要です。だからこそ、すべての人をスマートシティに移行させるための世界的な取り組みが行われているのです。この新しい社会の根幹である遍在するデータ収集テクノロジーが、十分に手の届くところにあるのです。

スマートシティでは、人々はスマートテクノロジーに囲まれます。スマートフォン、スマートウォッチ、スマートカー、スマートメーター、スマートライト、スマートポール、スマートネイバーフッド、スマートホーム、スマート家電、スマートエネルギー、スマート交通機関、その他多くのスマートテクノロジー。
SMART という頭字語の意味がすべてを物語っています。
Self-Monitoring(自己監視)Analysis(分析)And Reporting (レポート)Technology(テクノロジー)。つまり、情報の監視とレポートがすべてです。

これらすべてのスマートテクノロジーは、遍在する監視グリッドから、すべての人の生活のあらゆるデータを、継続的に収集します。

人類を田舎からスマートシティに移行させるために、世界中で抜本的な対策が講じられています。

オランダでは、世界最大のスマートシティであるトライステートシティネットワークの建設に道を譲るために、政府が3000以上の農場を破壊しようとしています。

この巨大なハイテクスマートシティは、オランダ、ベルギー、ドイツの大部分を 1つの巨大なデータ収集環境に変えるでしょう。

トライステートシティネットワーク

何千もの農場を破壊する政府の言い訳は、おそらくそれらが気候に悪影響を与えるということです。
しかし、広大なの美しい田園地帯を大規模ハイテク都市に変えることが、いつから気候に良いことに変わったのでしょうか?

気候や地球への懸念は、この邪悪な計画を実行するための言い訳に過ぎません。

しかし、ニュースメディアが気候変動によって世界が崩壊しつつあると私たちに信じ込ませようとしている一方で、1600人を超える世界の一流科学者が、気候変動による緊急事態はまったく存在しないと宣言する報告書を発表しています。
これら1600人の科学者は、この監視圧制の基盤となるネットゼロ政策に強く反対しています。

これは、あなたと子供たちに望む未来ですか?
これは、あなたが住みたい世界ですか?

今回はここまでにして、後半は次回へ続きます。

ちなみに、青いものだけが燃えなかったという、不可解な大規模火災に見舞われたハワイのマウイ島も、スマートシティの候補地だったようです。
大地震に見舞われた能登半島も、スマートシティ候補地だったようですが、これらはみな偶然なのでしょうか?


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