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DREAMS OF BASINS 盆地で見た夢

『DREAMS OF BASINS 盆地で見た夢』藤本康生
2024.11.20(水)~12.1(日)13:00~18:00
木羊子ギャラリー/京都市東山区今道町257-10

Each of us has some imagination.(我々一人一人は想像力を持っています)

新幹線に乗ってトンネルを出入りしていると日本が盆地の連なりでできていることを再認識し、幼少時に山の稜線を見ながらあそこは、そして向こう側はどうなっているんだろうという妄想を膨らませていたことを思い出しました。

それらの盆地で一瞬だけ見える景色や人を見ているうちに、きっとここにはそれぞれの無数の妄想がひしめいているんだろうなあ、となって、その辺をみなさんの代わりに想像して絵にしてみました、僭越ながら。

ことの始まりは仕事に飽きて、2時間以内で完成する絵を描いていたんだけど、ある日車窓から見えた印象的な風景を思い出して描いてみたところ、冒頭の盆地の連なりのことを思い出したんですよね。
盆地のみなさんの代わりに考えたと言いつつ、結局は絵を描くと自分の好きなものを詰め込んでーー『自分山』『自分池』『自分盆地』『自分大陸』が広がることになっていくのでこじつけではあるんですけれど。

幼少時の郷愁だとかルーツだとかを、もう半世紀生きたからそういうこと意識して描いても文句言われんだろう、という姿勢で描いてるうちに絵が溜まりました。

イギリス人の方に相談して『DREAM OF THE BACIN(盆地の夢)』というシリーズにしてやってたんですが、アメリカ人の方から(ややこしいな)『BACIN』はスペイン語で『尿瓶』の意味もある、と言われてもう一回弄り、『DREAMS OF BASINS』となりました。

で、もう会期始まってます笑

1枚目。夢で見た昔の日本のような水田多分30分ぐらいで完成
※この展覧会期は月火定休なしです
※最終日は渦商会さんと共同でソフビ・レジンフィギュアの販売を行います。

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cocktail
とにかくやらないので、何でもいいから雑多に積んで行こうじゃないかと決めました。天赦日に。