FDMの3Dプリンターでサポートを使わずに強度の高いネジを印刷する
※完全な独学なので説明がうまくできないのは許されたい
横方向に印刷すればいいじゃん!
3Dプリンタで縦方向にネジを印刷したら締めるときに折れちゃって実用性がないよ~という人向け
普通にねじをモデリングしてから上と下を削り、寝かせて印刷する。
削るラインは……適当……(多分45度を適当に取るのがいいと思う)
形はかわいくないが、強度で言えば縦方向に積層するより断然強いはず。
おねじ
天井をくり抜いてナットを横入れすることで、一般的なメートル規格ねじと、規格外フルスクラッチネジを接続できる。
印刷時の注意点
一層目の印刷が非常に渋い。
スライスソフト側で調整する必要があるのと、ベッドから剥離しないように「シワなしPIT」を塗っておくと良い(どうしてシワなしPITを塗るのか?考えてはいけない。ベッドから一層目が剥離する場合はとにかくシワなしPITを塗ってから次の対策をした方が良い。持ってないなら今すぐ買ってください。プリンターを買う人は最初から一緒に買いましょう。)
自分はしわなしPITと、Curaの初期レイヤー速度を7?(Ender3本体から操作する場合は30%ぐらい)でやったら綺麗にできた。
めねじ
こちらもなんのひねりもなく、しずく型に切り欠けをつくっておくだけ。
切り欠けの直径は適当でいいと思う、自分は芯のサイズにあわせてやった(雑)
実際の成果
体感だけど、FDM印刷物の強度は力がかかる方向によって激変する。一説によると、壁を厚くして内部をジャイロイドにすると、一番強い方向からなら鉄板のプレスにも使えるとか……
なので無理に一体化して弱い強度の方向に印刷するより、パーツごとに力がかかる方向を考えて、メートル規格ネジでドッキングしたほうが実用性があるように思う。
頂いたサポートはそのまま本代に流れます。