帰りたくない。
実家に帰った時、姪が子供を連れて遊びに来てくれた。
思う存分可愛がられて遊べる祖父母がいる家が大好きな姪孫たち。
私は話しかけることもせず、見てるだけ。
一緒に夕飯を食べて「帰るよー」となったら、「帰りたくない」と床に転がって大泣き。
それが面白くて可愛くて見守る大人たち。
自分の感情だけで生きている時代って幸せだったと思う。
床に転がってはいないけど、私も祖父母の家に行って「帰りたくないー」と思ったことはある。
でも「“いつまで帰りたくない何て言ってくれるかな”」と祖母である姉が言った。
小さい頃は楽しみだった母親の実家への帰省も、いつの間にか「お小遣い」「お年玉」を貰えるからだけに行くようになった。
そして、それもイヤになっていかなくなってしまったし。
こんなに可愛がって育てられてるんだから、2人ともちゃんとした大人になって親になるんだろうと思う。
面白いな、色んなこと。
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