食洗機はいいぞ

はじめに

小林賢太郎が予定していた演劇公演ができなくなったために、noteで音声配信形式で作品を発表するらしいと言うので、noteのアカウントを作ってみた。

折角作ったので、折角ついでに記事も書いてみようと思うのだけど、取り立てて人様に提供出来るようなスキルや知識があるような気がしないので、私の生活を潤してくれているものを紹介しようと思う。この先何を書くかは特に決めてないし、三日坊主の性格なので、十中八九飽きて終わると思う。乞うご期待。

さて、そんな訳で第一弾は食洗機です。第二弾があるかどうかは風の気まぐれです。

使ってるもの

使っている機種はPanasonicのNP-TA2-Wという機種。日本で売ってる食洗機は1人用か3〜4人用だったりするのだけど、これは3〜4人用。一人暮らしなのに。

売っているような食洗機は大抵据え置き型で、「分岐水栓」と言うキッチンの水道を分岐させて食洗機に引き込む部品が必要となる。この部品は水道の型番によって種類が様々で、意外と値が張る。PanasonicのHPに見極め方や、メールで水道の写真を送ると水道の型番を教えてくれるところがあるので、それで型番を調べ、メルカリで購入した。引越しに伴って今まで使っていた分岐水栓が使えなくなった人や、型番を間違えて購入した人が売っていたりするのだ。ちなみに私は型番間違えも引越しに伴う分岐水栓の変更も経験した。メルカリでも売った。意外と早く売れる。

取り付けは新規購入なら電機屋が工事も別料金でやってくれることもある。引越しの際も、場合によっては引越し会社さんでやってくれることもある。工具使うのに慣れていれば自分でも出来る。1時間くらいは掛かるけど。私は今の家に引っ越す時に友人に本棚を作る協力を要請した際についでに手伝ってもらった。水道によってはかなり力が必要だったりするのだ。

と、取り付けに関してはちょいちょい面倒なこともある。ただ、分岐水栓の型番を調べさえすれば、実店舗の電機屋さんで相談すれば分岐水栓の手配や取り付け工事もやってくれるので、お金を積むのが一番。分岐水栓の手配ぐらいまでならそんなに面倒でもないので、工事だけ頼むのも良いかも。面倒ではあるけど、それ以上の満足度があるし、導入したあとの生活ではそう言うのは引越しの際以外は無いのでご安心を。私はお金の無い20代独身男性なので自分でやろうとしたけど。

一人暮らしなのに要るのか?

よく言われるのがこの点。一人暮らしなのに要るの?

結論から言う。要る。もう手放せない。まあ私自身自炊をする人間で、よく料理を作るから言えるのかもしれないけれど。と言うのも、そもそも1人用の機種もあるし、3〜4人分の大きさのものでもそんなに大量には入らないからだ。一人暮らしの2食分+鍋くらいでいっぱいいっぱいと言う印象。

設置する場所があるのか?

これもよく言われる。ぶっちゃけ、前に住んでた家はそれなりにスペースがあったので良かったが、今の家はよくある首都圏の一人暮らし用1Kマンションなので、キッチンが狭い。引越しの時にはもう食洗機を手放すなど考えられなかったので、情熱を持ってキッチン周りの採寸をし、あんまりみたことない大きさのアルミラックを組み立てて乗っけた。

まあここまでしなくても、食洗機を設置する為にキッチンにスペースを作る用の板みたいなのも売っていたりする。あとスマホのカメラを使って、キッチンに食洗機を乗せたらどうなるか示すARのアプリもあったりする。何とニッチな…

キッチンスペースがどうなってるのかは人によって異なるし、一概なことは何も言えないので、「大丈夫です!」とは断言できないのが苦しいところではある。掌サイズって訳でもないし。ただ、コンパクトな機種もあるので、それを購入するという手もあるかも。

何が良いのか?

さて、この記事の核心部分。そりゃあもう良いですよ。最高です。

例えば私、夕飯を食べると眠くなって何もする気が無くなってしまうのです。母も夕飯食べた後うたた寝してる人だったので、カエルの子はカエルである。まあ夕飯食べたら全てがどうでも良くなるのは人類共通の現象だと思うのだけど、しかし悲しいことに夕飯の後には片付けが必要なのである。しかしやる気は無いので、明日の自分に任せることにして食器に水を張って眠りにつく。翌日、朝ごはんを食べようとシンクを見ると洗われてない食器と鍋。「は??誰これ???ちゃんと洗って???」と家の人に文句を言おうとするけど、家の人ったって一人暮らしなので家の人の集合は∅である。全て自分に返ってくる。反射律である。

しかし、だ

食洗機を導入したら世界は変わった。誤解を恐れずに言うと薔薇色である。ごめん、誤解は恐れるわ。そこまでじゃないかも。

何かと言うと、夕飯後のやる気ない状態でも食洗機に並べてスイッチを入れると翌日にはピカピカなのである。しかも、高温の強めの水流で洗うので、手洗いより綺麗である。食洗機の洗浄力の心配をする人もいるけど、むしろ手洗いより良いくらいなので安心である。この幸福さったらないですよ。油汚れも何のその。カレーも食べ放題。いや、飲み放題。

それだけではない。

手洗いだと肌が弱いと手荒れがしたりする。食器洗い洗剤が手の皮脂を奪ってしまうのだろう。食洗機にはそれがない。手指は健康そのものだ。ネイル盛り盛りで爪にスワロフスキーがつきまくっててもダメージゼロである。ネイルしたことないけど。

まだまだある。

夕飯後に食器を洗う面倒さが無くなるだけではなく、時間も生まれるのである。家族や同居人がいれば、団欒の時間も生まれる。ほんのちょっとかもしれないけど、これは素晴らしい。ちなみに乾燥機能付きなら、拭く必要もあまりない。終わった後に扉を開けて、時々水が溜まっちゃってる食器があるのでその水を捨てて放っておいて乾かしておけば拭かなくても大丈夫。私はそうしてる。特に洗い立てだと温かいのでまだ濡れててもすぐ開ければすぐ乾く。つまり拭く時間も節約できる。布巾も清潔。布巾使わないし。しまうかどうかは皆さんにお任せします。

そんな訳で生活を劇的に変えてしまった食洗機さん。さしづめ、私にとっては洗濯機と同じ存在である。洗濯機が無くても洗濯は出来る。事実、ちょっと汚れちゃったハンカチとか雑巾とか、そう言うのくらいなら手で洗ったりもする。気合と時間とやる気があれば服を手で洗うこともできるだろう。昔の人はそうしていた訳だし。しかし、そんなことはしない。なぜなら洗濯機があるから。食器洗いも、自分でもできる。ちょっと麦茶飲んだコップならさっと手洗いしたりもする。毎日の食器全てを手で洗うこともできる。食洗機を買う前はそうしていたから。しかし、そんなことはしない。なぜなら食洗機があるから。そう言うことである。

ともかく、それくらいのパラダイムシフトな訳である。エポックメイキングなのである。ライフスタイルをドラスティックにシフトするガジェットなのである。オムニポテント。嗚呼食洗機。アーメン。

値段は7万くらいだったと思う。分岐水栓と合わせても10万は行かないくらいかと。30万とかするようなドラム式洗濯機と違って、ボーナスが出たら買っちゃおうかなくらいの値段。おや、そう言えば明日から6月。6月と言えば夏のボーナス。ボーナスで何しようか考えているおうち時間が増えて自炊が増えた諸兄、もう決まったね?

おわりに

調子に乗ってやたら長文を書いてしまった。こんなに書いてたら続かないな。さくっと書くのが良いのだろう。食洗機への情熱が溢れてしまった。

Bluetoothのキーボードをスマホに繋いで書いたからそんなに疲れなかった。今度はこのキーボードの話するか?気が向いたら。気が向くのかは不明。

へばまたな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?