税理士事務所の5月の風景
税理士事務所って、確定申告以外では何をしているの? とたまに聞かれます。
普通の人にとっては馴染みの薄い職業なので、2月、3月だけ忙しいみたいな印象なのかもしれません。
2,3月は個人の申告で忙しいのですが、5月は法人の申告で忙しいのです。
法人は、任意に決算期を決めていますので、その法人によって3月決算だったり、4月決算だったり、11月決算だったりします。
法人って3月じゃないんですね、というのもよく言われます。
3月に限らず、いろんな形があります。
ほとんど見たことはありませんが、4月20日決算と末日以外の日にちにすることも可能です。
法人の決算期は任意とは言っても、日本は3月が年度末というのが行政や学校で一般的なので、3月決算法人が多いです。
うちの事務所も例外でなく、3月決算法人の数がとても多いです。
今月は36件あります。
この数が一般的に多いかどうかはわかりませんが、うちみたいな小さな事務所では多い件数です。
それでいて、連休があったりするから、稼働日数が少ない。
うちの事務所は、基本的には、毎月お客さんの会社の会計を締めていきます。
この時期に1年分の資料をどかっと預かってやっている事務所もあるんだろうけれど、そういう仕事はありません。
毎月見て、締めたものを決算整理仕訳だけやって、申告書を作っていくので、1件当たりにかかる時間も、そんなにかかりません。
それでも、この数は大変。
全部、一通り目を通すので、疲れてきます。
年とっても、これをやれるんだろうかと、今から心配になります(笑)。
ちなみに、3月決算の次に、12月決算、その次に9月決算の数が多いです。
3の倍数月は件数が多くなります。
逆に一番少ないのは、1月決算かな。
今日は、そんな感じで、今は忙しいんだということを息抜きで書いてみました。
この記事を書いている時点(アップしているタイミングとは数日のタイムラグがあります)で、まだ全部終わってないので、もっと早く終われるような事務所にしないと・・・。
頑張ります。
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