僕はこんな世界で暮らしたい。
恐らく、世の中はガラリと変わろうとしています。
今、世の中で、世界で、何が起こっているのか。これから何が起こるのか。そんなことをここ半年間ずっと考えながら、生きてきましたが、そろそろ、そんなことにも飽きてきました。
結論。世の中がどんな方向に進もうとも、自分がやるべきことは変わらない。
つまり、嫌な世界には、はっきり、NO! と言う。
俺は、人間らしく暮らせない世界は嫌いです。NO!
内閣府が掲げたムーンショット計画にNO。人間が自然から切り離される未来はNOです。
人々が管理され、支配される世の中にNO。
戦争にNO。自然災害にNO。
5Gもワクチンも人間や自然を無視した資本主義も嫌いです。
(多くの人は、今、クエスチョンマークかもしれません。気になる人だけ検索してみて。それ以外は無視して。)
そして、その対極にある望む未来を描く。
人間らしく、生き生きと生き甲斐を持って、健やかに、楽しみながら、生きる社会。
ああなったらいいな、こうなったらいいなって思いながら、それが自分の小さな身の回りから何かできないか考えて、やってみる。
結局はね、世の中がどんな方向に進もうが、変わらないんだ。
シルヴァーノ・アゴスティという人が書いた『誰もが幸せになる1日3時間しか働かない国』とい本が大好きです(マガジンハウス 2008年)。
キルギシアという国に行った主人公から届く、10通の手紙が絵本のように、書かれている童話みたいな本。
キルギシアではね、タイトルの通り、1日3時間しか働かなくていいんだ。
その結果、すべてはうまく回り出した。誰もが、自分らしく、人生をのんびりと謳歌する。
学校もない。こどもたちは、皆、遊びながら自然に学ぶ。学ぶための仕組みが国全体にできている。
政治はすべてボランティア。利権なんてない。
大人になると、誰もが家を与えられる。
人間らしくあること それが唯一の憲法。
この本の詳しい話は、またいつか書くとして、そろそろ、このキルギシアを目指してもいいんじゃないかと本気で思う。
この数ヶ月で、ここまで世の中が激変して、あらゆる仕組みが崩壊し始めている。資本と結びついた行き過ぎたグローバリズムが壊れようとしている。
恐らく、一般の人々にはわかりづらい戦争が、今、実際に起こっているんだと思う。どの方向を見ても、これまでのおかしいものにNOを突きつけて、揺れ動いている。資本主義が終わりが始まったのかもしれないとすら思えてくる、この世界の動き。
試しに、「ムーンショット」 と検索してみて欲しい。内閣府がこれから目指す目標が描かれているんだけれど、まぁ、ぶっ飛んでいる。悪い方に。
どうせぶっ飛ぶんったらね、人間らしい、理想社会を掲げたっていいんじゃないかって思ったんだ。
今だったら、キルギシアをリアルに作れる。1日3時間労働でも、恐らく、回る。コロナ期間中、在宅で8時間ガッツリやった人っている?
RPA、AI、いろんなハイテクがどんどん活躍し始める今後の社会。
人間は何を目指すのかをちゃんと描いた方がいい。今の仕組みでそれを進めちゃうと、一部の資本家に支配され、搾取されて終っちゃわない?
お金も、仕事もいらなくなる、という方が自然な流れな気がするんだよね。
じゃぁ、人間は何をする? 仕事をしていた時間、何して過ごす? 働かない人がいる社会を許容できる? どんな社会が理想なの?
この本には、そんなすぐ目の前に迫ったこれからの社会の在り方のヒントがたくさん詰まっている。単なる寓話じゃないんだ。
この本の、一番最初にこう書いている。
「想像してみればいいんだ。その島を。
それだけで、その島は、本当に存在し始めるんだから」