《ハンター必見!》 安全な猟銃の取扱い6原則
狩猟を行う際、様々な危険が身の回りにあることを忘れてはいけません
「長年の経験があるから自分は大丈夫」
こんな軽い気持ちが、引き金となり、重大な事故に繋がることがあります。
中でも、猟銃の誤った使用方法は、「死」に繋がる危険性を十分に持っていることを理解しなければいけません。
近年も誤射によって何人もの方が亡くなっています。
事故を防止するためにも、再度、銃の取扱について確認しましょう!
今回は、特に重要な《安全な猟銃の取扱 6原則》を紹介します。
1,銃は常に自分の管理下に置く
日本の法律での銃の扱いは「一銃一許可制」です。
いかなる状況でも、他人に触らせる行為、持たせる行為は法律で固く禁じられています。行為が発覚した際は、法的に厳しく処罰されますのでご注意ください。
2,銃口は常に安全な方向に向ける
銃口は絶対に、建物や人に向けてはいけません。取り扱う際は、矢先が向く方向を常に確認しましょう。
また、獲物の確認にスコープを使用しては絶対にいけません。双眼鏡や単眼鏡を使用しましょう。
3,銃器は常に”弾が入っている”ものとして扱う
興奮や焦り、思い込みによる確認不足で、「装填していないと思ったが、実は入っていた」なんて事態は暴発事故に繋がります。脱砲を行ったあとも、弾が入っているものとして扱い、気を抜いてはいけません。
4、撃つ直前まで、弾を装填しない&指を引き金に掛けない
移動中はもちろん、獲物に照準を合わせるまで引き金に触れてはいけません。また、発砲直前まで弾も装填してはいけません。
5,獲物を正確に認識し、安全の確認をしてから撃つ
獲物を発見したら、周囲の安全確認を行いましょう。
・獲物の確認
・周囲や、バックストップ(安土)の確認
・銃の安全の確認
ここまで行うことで、初めて銃を構えます。
6,酒気帯びで銃器を使用しない
この表記を見て「当たり前だろ!!」と思った方もいると思います。
しかし、実は酒気帯び状態での銃の取扱は法律で禁止されていません。
「飲酒運転」が法律で罰せられるように、酒気帯び状態は、
・注意力の低下
・判断力の低下
・視力の低下
・運動能力の低下を招きます。法律で禁止されていないからと言って、飲酒状態で銃を使用してはいけません。
最後に
いかがでしたか?
当たり前なことばかりですが、改めて認識したものも有ったのではないでしょうか。適切な銃の取扱は、自分の安全だけでなく、周囲の安全にも繋がります。初心を忘れず、銃の取扱には十分注意して狩猟を行いましょう。