金玉怖い

暇をもてあました街の女子が数名集まり、それぞれ男性の嫌いなもの、怖いものを言いあっていく。
「ひょろひょろな男子」
「いかにもサーフィンやってますみたいな男根カラー男」
「DV」
などと言い合う中に一人啖呵を切る。
「いい女がくだらないものを怖がるとは情けない。世の中に怖いものなどあるものか」と女(げろちゃん)がいる。
他の女子が「本当に怖いものはないのか」と聞くと、うそぶいていた女(げろちゃん)はしぶしぶ「本当はある」と白状する。
「では、何が嫌いなのか」と念を押され、げろちゃんは小声で「金玉」とつぶやく。
げろちゃんはその後、「金玉の話をしているだけで気分が悪くなった」と言い出し、ヘラヘラしながら隣の部屋で寝てしまう。

残った女子たちは「絶対嘘でしょ、だってエヘエヘ言いながら話してたもん」と、異常おじ達を召喚し、金玉が隠れている(角度によっては)おじ達をげろちゃんの寝ている部屋へどんどん送り込む。目覚めたげろちゃんは声を上げ、ひどく狼狽してみせながらも、「ああああ!!!!金玉が迫ってくるぅぅ!!!」「キャッキャッ」などと言って金玉(とうっかり出た*)を凝視する。一部始終をのぞいて見ていた女子たちは、やっぱりなと気付く。
チベットスナギツネみたいな表情の女子たちがげろちゃんをなじり、「お前が本当に怖いものは何だ!」とドM特有の恍惚し切った表情のげろちゃんに聞くと、

「オタクのキレイな*とペニ”も”みたい」

お後がよろしいのでしょうか?


チベットスナギツネのイメージ

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