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公立保育士の給料や福利厚生のリアル

みなさん、公立保育士の給料や福利厚生は知っていますか?


保育士は給料が少なく、待遇が悪い…


ということをよくニュースなどで目にしますが、実際はどうなのでしょうか。気になりますよね。


今回は、特に公立の保育所で働く公立保育士(≒保育士の公務員版)の給料やお仕事の待遇について、わかりやすい表現で解説していきます!


ぜひ最後までお読みください。



公立保育士の給料はどのくらい?

公立保育士は、市役所や区役所で働く公務員のことです。給料や諸手当に関しては、各地方自治体ごとに条例で定められているため、同じ公立保育士であっても、全国の自治体ごとでもらえる給料は異なります。


公立保育士の給与には次のものが含まれます。

⑴基本給:毎月もらえる基本のお金
⑵諸手当:特別な理由でもらえるお金(例:家族がいる、家賃を払っているなど)
※賞与(ボーナス):年に2回、夏と冬にもらえる特別なお金

上記の⑴⑵を合算したものから所得税や住民税、社会保険料などを控除(=引くこと)した金額が支給されるイメージです。


新卒で公立保育士になった場合の給料は、だいたい月に15万円から22万円くらいが多いです。


しかし、これは先ほどもお伝えしたように全国の地方自治体ごとに異なります。基本的には、東京や大阪のような大きな街では、物価が高いことから基本給が高かったり、地域手当(=ざっくりいうと、物価の高い地域に勤務する場合にもらえるもの)などが、あるため地方と比較して高給になることが多いです。また、公務員ですので基本的には働く年数が増えれば、毎年給料は少しずつ上がっていきます。

5年くらい働くと:税引き後月に18万円から25万円くらい
10年くらい働くと:税引き後月に22万円から30万円くらい
※あくまで地方自治体ごとに異なります

公立保育士は福利厚生が手厚い!

繰り返しになりますが、公立保育士は公務員です。


つまり、他の市役所職員(例えば、税務課や福祉課で働いている職員)と同じ福利厚生を受けることができます。


保育士以外の行政事務職員と比べて、基本給が低く設定されている場合が多いですが、福利厚生は基本的に同じです。


例えば、家賃補助(=上限月27,000円まで支給されるケースが多い)や、産休や育休、有給休暇、病気休暇、特別休暇、夏季休暇、生理休暇などなど、福利厚生は充実しています。


また、民間企業であれば子育てで一度退職するケースが多いですが、公務員の場合、しっかりと休みを頂ける上、復帰もしやすいため、子育てがきっかけで退職するケースはほぼありません。


公立保育士の大変なところは?

これまで良い面ばかりをお伝えしてきましたが、大変なこともあります。

給料が低い: 仕事の大変さの割に、給料が少ないと感じる人も…
仕事が忙しい: 保育以外にも、事務作業など慣れない仕事も…
ストレスがたまる: 子どもや親御さんとのやりとりで、心が疲れることも…

公立保育士の仕事の魅力

やはり、給料や福利厚生は公務員ですので、間違いありません。


また、出産や子育て、病気や怪我をした際にも、しっかりと補助などがあり、しっかりとプライベートと両立しながら、仕事に専念できる環境が揃っています。


大変なこともありますが、公立保育士の仕事は非常にやりがいのある仕事です。

まとめ

公立保育士さんの仕事は、給料や待遇の面で比較的恵まれた仕事であると言えます。また、子どもたちと関わる喜びや社会に貢献できるやりがいがある素敵な仕事です。


まとめ
⑴子どもの成長をそばで支える仕事
⑵リストラのリスクがなく安定して働ける仕事
⑶地域の子育てを助ける大切な仕事


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