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毒親も毒親に育てられていた②

言わなきゃよかった...ということが、しょっちゅうありました。

本音を伝える大切さを知っているが故に、本気で本音をぶつけて、こんなことが多々あると、意気消沈してしまうのです。

が....

言われた母親の気持ちを考えてみることにしました。

ん...

辛いよね....

私だったら、かなりへこむよな...

だって実際私も娘にしてしまっているもんな....


ん????

そうだよね。

誰も同じ気持ちなんだ。

こんなに意識をして自覚している私ですら、毒親になってしまうんだもん。

そこに気が付いていない母は、もっと無意識にしているんだろう...と思いました。


すごく怒りがこみあげてきたのに、なんだかかわいそうという同情が沸き起こってきました。

そっか!!!!

私の娘が私を許してくれる気持ちって

こんな気持ちだったんだ( ノД`)シクシク…


「相手の立場に立って考えなさい」というけれど

「自分だったら...」と考えてみると、とてもリアルになると思います。

臨場感が出て、すごく心に届く思いがこみあげてきます。


大切な人を失ってからわかる...といいますが、本当にそのことを実感します。

出来事が起こっているときは、絶対的にそんなことを理解することは困難です。

そして、わかっているから、理解できるからこそ

素直にできない自分に...

猛烈に自己嫌悪に陥るのです。


「わかっている...」から。


自分の親が毒親なんて思ったことはないです。

しかし、改めて文字化してみると、結構ひどいことされてたんだなって思ったりもしました。

が...

その反対に、母もすごくつらかったんだって思うことができました。


これ....

すごい発展です。


ずっと恨んでしまう気持ちを、ここで断ち切ることができるのは...

「自分」という人間の中身と会話をしたからだと思っています。


頑張りすぎている自分に、頭をポンポンしてあげてください。

小さい頃の自分を想い

優しく...

よくやっているよ...

頑張り屋さんだね...


小さい頃の自分が、今の自分を作っています。

いつもそのことを忘れてしまうから、思い出して!!と強くメッセージをくれるのです。


小さい頃に満たされなかった想いを、無碍にしてはいけないと改めて思います。


自分という人間の土台は、幼少時代にできています。

もし、生きることが辛くてしんどい場合は、この時代の自分と仲良くすることだって思います。


どうして、人は自分の小さい頃の話をするのだと思います?

いつまでも、家族や兄弟にされた話を掘り返すのだと思います?

楽しかったことはすぐ忘れるのに、嫌だったことをずっと覚えているのはどうしてだと思います?


それは、その時の自分が、まったく癒されていないからです。

「たかがそんなことで???」

と親や兄弟、先生は言うでしょう。

だから、言えずに黙っていた

「たかがそんなこと」をいつまでも根に持っているのです。

でも、その「たかがそんなこと」を言うのは、人間が小さいと思われてしまうので、言えずに今に至るのです。


とっても小さいことかもしれません。

が!!

そのことを癒せるのは、今しかないのです。

ぜひ、存分に自分と会話をしてみてください。


きっと、気分が晴れると思います。

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