田舎暮らしの移動時間と資格(受験)マニア　宅建　ケアマネ

車でしか移動できない田舎暮らし。最寄りの駅までが車で15分、最寄りのスーパーとコンビニまでが車で20分。駅までのバスはあるが、1～3時間に１本のため、中高生の朝の行きはバスで良いが、帰りはお迎えになることが週の半分はある。最寄りのスーパーは小さな食品のみのため、日用品や洋服などを買いに行こうとすれば車で１時間かかる。
小学校のころはサッカーへの送迎で隣町へ15分で済んだが、だんだん３個向こうの市のサッカーや塾などに通い始めると、片道40～60分の道のりを行ったり来たりはできず、行った先で待つしかなくなる。母の拘束時間それだけで半日終わる。その都度の買い物はないし、本を読むのも飽きた。ウォーキングをしたこともあるが、夜の知らない場所でのウォーキングは結構怖い。そして高校生は試合で１時間半～２時間の場所まで範囲が広がる。

いろいろ考えた末、車の中で資格取得の勉強をすることにした。まずは小学校で子供と一緒に受けられる漢検。
１年目は２級。５点位足りなくて不合格。２年目はじいじも東京で受けて３世代で家族合格し、賞状をもらった。
３年目はケアマネにチャレンジ。長女出産直後に一度受けたことがあるが、全くダメだった。15年ぶりくらいの勉強。過去問集と一問一答を繰り返し５周以上はやり、最後に直前模試問題集で仕上げて、88点で一発合格。
そして去年はなぜか分野違いの宅建にチャレンジ。
５月から勉強を始めてケアマネと同じく一問一答と過去問集を繰り返しやった。ケアマネの時にはなかったYouTubeでの無料授業が宅建は充実していて、待機時間ではギガを消費してしまうので夕飯作りの間に動画(不動産大学)で勉強し、10月の試験で合格しました！
そして次はファイナンシャルプランナー、賃貸不動産経営管理士、行政書士と夢は続きます。これらは決して使用する資格ではなく、合格で終了しているため、今のところ資格者証などの手続きはしていません。単に達成感を味わうだけの勉強。

冬は氷点下２桁の極寒の地。車での待機には限界だった。でもスキーに送迎している他の保護者から、寝袋と湯タンポで耐えているという話を聞き、実践した。それでも寒いが何とか乗り越える。