おひなさまとお花
先日、春分の日に娘のお雛様を飾りました。
娘にとってはじめてのひな祭り、初節句です。
年末から年明け、
たくさん、たくさんお雛様を拝見し、
納得のいくお雛様をお迎えすることができました。一目惚れでした!!
雛人形の選び方って?現実と親心
私の雛人形は三人官女までのものでした。
なので段飾りにとても憧れがあり、
娘には段飾りをえらんであげたい、
でも家の間取り、収納を考えると、、、
でもでもでもと悩んでいる姿を見て、
雛人形を買ってくれた母が親心だねぇと。
いつのまにか私にも親心、育っていたようです。
雛人形の売り場の方によると、最近では小さなものから順に売れていくそうで、段飾りを購入しても、男雛、女雛しか飾らないことも多いそう。
知らなかったお雛様の種類
結局今回を機に雛人形について少し勉強をし、
段飾りよりも
お雛様のお着物や質、作り手にこだわり、
有識雛の親王飾りにしました。
とっても綺麗で上品なお顔!
お着物も華やかでお気に入りです。
有識雛(ゆうそくびな)とは
簡単にいうと、平安時代に作られた公家の決まり事(有識故実)に沿って作られたお雛様のこと。
この有識雛は江戸時代中後期から作られました。
公家、大名家で飾られる特別な雛人形だったそうです。
元々雛人形は天皇、皇后様のお姿をイメージしたものなので、お衣装は天皇皇后陛下が行事で召される衣冠束帯、十二単。
娘にお話できるストーリー性、天皇皇后陛下のお衣装と一緒!という本物感。
これが決め手でした。
ひな祭りは女の子の健やかな成長を願う行事。想いがあればマイルールでOK
そして、段飾りにできない分、
飾っている間、お花を絶やさずに
飾ることにしました。
ひな祭りは女の子の健やかな成長を願う行事。
小さな頃から雛人形を出してもらうと、
特別で嬉しい気持ちになったものです。
いつのまにか育っていた親心を大切に、
娘を思う気持ちが伝わるマイルールで毎年楽しんでいきたいと思います。
娘には、お雛様と一緒に春のお花も
この季節の我が家の風物詩として心に刻んでもらえたらいいなと思います。