読書日記 #52 村上春樹の人生相談は大好きだ 2024.7.15
祝日月曜。朝から掃除。暑い。晴れているので、書斎に敷いていたラグをコインランドリーに洗いに行く。洗い終わったら持ち帰ってベランダに干す。重い。
家事をしながらぱらぱらと本を読む。村上春樹の「そうだ、村上さんに聞いてみよう」は思ったとおりすごくいい。HP掲示板に寄せられた質問に村上春樹が答えるという内容で、ときに真剣に、ときに核心をつき、ときに煙に巻いてて、妙におかしみがある。同じシリーズで後から出版されている「村上さんのところ」は前から持っていて大好きなんだけど、2000年に発行されれた「そうだ、村上さんに聞いてみよう」の方は未読で、ブックオフで格安で売られていたからほくほくです。
女の40代についての文章がかなり胸にきたので、私のこれからの指針はこれにしようと決めました。引用しとく。
全部内面のポイントっていうのがいい。アンチエイジングとか美容とか、そういうことじゃない。
最近、人間として教養身につけて、ちゃんと成熟したいって強く思うようになって、自分が未熟で愚かで仕方ないな…と思うことばかり。
だから今この指針に出会えたのってすごくいいタイミングでした。
①②って大事だけど難しい。子育てしてたらカリカリすることばっかりだし。でももっとゆとり持って、大きくありたいよ。
①については「自分に同情するな」って村上春樹が小説でも書いてましたよね。
見苦しくない、人を巻き込まない、外から見ると呑気に見える、そんなステルスストイックを持ち続けたいなって思う。
そして③の大きく出ない。これ、私なりに理解できる気がします。
自己主張し過ぎない、自分を大きく、すごく見せようとしない。話を盛らない。自分を煽って有限不実行になる流れを作らない。
大胆さや、軸を持って言うべきことを言うことと両立できる在り方のはず。
結局、対他人、じゃなくて対自分、ということなんだろうな。
さて、夕方から元職場の飲み会。いい人たちばかりで集まったのでストレスフリーで和やかな時間だった。
土佐料理のお店。ビールはおいしいし、かつおのたたきもうまい。揚げたての塩いもけんぴがおいしかった~。
はじめて一緒に飲んだ方が、予想より飲兵衛さんで、かなり酔っぱらってて面白かった。でも悪酔いする人はいなくて、酔っても笑ってばっかりで爽やかな解散。
愚痴や悪口もありましたけど、なんかカラッとしてた。年齢も性別もかなりバラけたメンバーだったのがむしろよかったのかも。
みなさん飲んでいる量は結構なものでしたが、健全な感じで終了。みんな飲み会偏差値高い。
ふらふらな人に付き添ってバスに乗せてから帰宅。風呂入ってさっさと寝た。
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