コスメは本屋で買う女
おこんばんは。
あーあ。そろそろ化粧品がみすぼらしい。
アイシャドウのよく使う色（ベース）はカルデラになってるし、付属のブラシは洗っても毛が固まってる。
化粧に関しては偏差値２くらいで、かといって「化粧はしないんです」という潔さもないので、いつもとりあえずのもので、とりあえずの取り繕いをしています。村上春樹の奥様は化粧したことないんですってよ！
肌に異物を塗るのが気持ち悪くて、、って自由でのびのびしてる結果としてのすっぴんで、お気に入りの香りの石鹸で洗って、心地の良い化粧水と軽いクリームでおしまい、でも肌はツルピカ！…っていう人になりたかった。
一方、たくさんのアイテムを揃えて、気分で選んで繊細で丁寧なメイクをしている方も本当に尊敬している。メイク楽しむ人、かわいい。
ごくたまーーーーーに美容についてのモチベーションが上がって、なんやアレコレしてみるのだがすぐに飽きてしまう。
そんな私ですが、そうはいってもなにもかもを諦めて、めちゃめちゃ適当なメイクで顔をさらして出勤したり、ただ塗っただけの佐官肌で子どもの学校に行ったりするのもできないという、変に小心者であり、
ハイカラな場所に行くなら時代錯誤過ぎるメイクを知らずに施していくのは避けたい、という捨てきれぬ洒落心も偏差値２ながらある。
前置きが長いな。よくない癖だわ。三谷幸喜は最後が長いけどあれは天才だからな。
メイクめんどくさいけど、なけなしの見栄はある私は、コスメは本屋で買うと決めています。
最近の雑誌は、どーーーんとした大盤振る舞い付録が付いているじゃないですか。あれを購入します。
そろそろ新しいメイクアイテムにアップデートしないと、というタイミングで本屋をパトロール。私の普段使いの本屋は文芸誌の横に付録ボリューム系婦人雑誌が置いてあるので動線ばっちりです。文學界を見たあとに後ろを振り返ると女性誌が確認できるレイアウト。
今期、私はスウィートを購入しました。めあては伊原葵さん監修の「盛れる♡洒落顔メイク3点セット」です。盛れる。。。洒落顔。。。このフレーズは恥ずかしいのですが、買いです。
実は前回買ったコスメも本屋で買ったスウィートの付録で、同じく伊原葵さん監修のマルチパレットでした。3年前？？今でもギリギリ使っています。それがそろそろアップデートしたほうがよさそうだな、というタイミングでまた伊原さんメイクが付録に！
付録コスメのいいところは、とりあえず「今使えるニュアンスや色味」があることです。私は流行にほんとーーーーーーに疎いので、自分でメイクを古くないようにアップデートするのができないんです。マメにコスメチェックしないし、デパコス行ったの６年前が最後だし。でも、雑誌というめっちゃ賞味期限が早いフローな情報源に付いているアイテムなんて、とりあえず、今使えるものに間違いないじゃないですか。
なので、調べる時間も試す時間も割かずに、雑誌の付録アイテムで１～2年過ごしています。付録を説明通りに使えば、まあなんとかなるかな？という安い目論見です。
雑誌付録のいいところは、安く簡単に、今のメイクができること。付録なんでそりゃケースはちゃちくて壊れやすいし、見た目もチープでおもちゃみたいです。コスメの見た目の麗しさや、購入時の雰囲気もあわせて幸せになるタイプの方からしたらずいぶんとテンションの上がらないしょぼくれた買い方だと思います。
でも、ひとまず時短で、かつ本屋という最高に磁場の良い場所で気分良くメイクをアップデートするには雑誌は最強！
今回のスウィートのコスメセットは５色パレット、チーク＆リップ、ピンクブラウンのリップスティックでした！これが付いて、雑誌の内容ももまあまあ読めて1670円！安い！ありがたい！助かる！ゲッターズの占いもついていた！あっしは金のカメレオンだ！
使用感も、ギラギラの若い女子用という感じではなく、控えめに塗れば全然ミドルでもちょうどよく使えました。（たぶん。）
私のようにコスメだるいし、よくわからんけど、知らないうちにあまりに古いメイクしてるかもと怖い…でも打開策不明、という方（いるんかいな？）には今月のスウィートを全力でおすすめしておきます！
非美容好きの知識ほぼなし人間がオススメするコスメって嫌か。
それでは失礼いたします。