北欧風だの、アメリカンヴィンテージだの
ニセコに建設したコテージは2棟建てです。
二階建てのオモヤの方は、私がえらく固執した北欧スタイルに決めましたが、ハナレの方はダークブラウンを基調とするアメリカンヴィンテージっぽい家にすることにしました。
造作家具はハナレにラワン材、オモヤにはシナ合板を使いました。ラワン材を白塗りすると汚くなってしまうのだそうです。床は両方ともチェリー材のピース継です。
建築家さんとの何度かミーティングを重ね、まず木とコンクリートで作る外壁のコンクリート部分をグレーから白にしてもらいました。
窓枠はダークブラウンを白にしてもらいました。裏玄関のドアもグレーを白に変えてもらいました。黒い壁も提案されましたが、即刻却下させてもらいました(笑)
オモヤの台所カウンターやクローゼットなどは、こちらで用意することにしました。照明器具、取っ手類などの金具は、ハナレもオモヤも自分たちで探しました。
要するにオモヤに関しては、白い箱だけ作ってもらうことにしたのです。自分たちで小物(と少しの大物)を揃えるのは大変でしたが、自分の好みのものしか選ばないので安心です。
大物としてはまずネットで、これを買いました。↓
これは買ってよかったです。ヨーロッパで木材の買い付けをしている人にも、無印の「くらしの研究所」を立ち上げた人にも、とても良いものだと褒められました。ちょっとドアの締まりが悪いけど、それもご愛嬌です。
もう一つの大物は、台所カウンター。我が家のオタスケマン、日下さんに作っていただきました。(前のブログ参照)
コロナの関係で木材が高騰し、パイン材しか手が出ませんでしたが十分満足です。白塗りも考えたのですが、日下さんと相談したところ、彼が塗るとアンティーク調になるので新築の家にはそぐわないのではないかとのことでした。それで上述のクローゼットの画像を送り、色合いを合わせてもらうことにしました。
このドアを1階のライブラリールームのドアにしようかとまで考えましたが、やめました(笑)。でも、本当にお店に電話をかけて、取り付けの要領や費用など聞いたんですよ!
北欧風だのアメリカンヴィンテージだの、北海道の田舎に住んでいて笑っちゃいますね。でも「これでいいのか?」という不安を抱えつつも楽しく準備を進めていました。