建築家とイメージを共有すること
北欧っぽいうちを建てたい!と言うことで、建築家さんに北欧のイメージ写真を何枚も送りつけ続けた私。(前回のブログ参照)すっかり、もう理想の家が建ったつもりでした。札幌の自宅は、やっぱり私のコンセプトがぶれていたもんなー、今回みたいにすればよかったんだよねー、とご満悦で茶などすすっていたのです。
しかし、その後建築家さんの住宅展示会に招かれ、「ニセコのコテージはここと同じ台所にします。」とか、「この階段の手すりがつきます」とか、「カウンターの天板はこれになります。」などと、言われる全てが、どうも私の北欧と違う。
例えばね、
これと、
これって、
下の写真の床を白塗りにしなければ、似てるといえば似てるじゃないですか。木を使います、壁は白にします、木のぬくもりのある家にしたいです、だけだと上二つのイメージの混乱が起きうるかも…と私は心配になってきました。
建築家さんの頭の中では、森の中にしっとりと佇む落ち着いたログハウスのイメージがインプットされているのじゃなかろうか?そこから脱却できず、また陰翳礼讃の二の舞になるのじゃなかろうか?
私の心配はどんどんと深まって行きました。
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