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北海道一人旅2日目 美深、青い星通信社へ
アラフィフ一人旅1日目は、北海道東川町の一棟貸しコテージ「ニセウコロコロ」に宿泊。昨夜は10時半ごろに就寝したというのに、目覚めたのは7時でした。朝は用意してあった卵やベーコンでスクランブルエッグを作りました。きゅうりを添えて。天然酵母のパンも美味しく、コーヒーはそれぞれ焙煎の深さが違うものをたっぷり2杯楽しみました。
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11時のチェックアウトまで、かなり長いことここのデッキでぼーっとしてました。北海道旅行は、自然の中でぼーっとするに限ります。
チェックアウト後は、車で20分ほどのところにある天人峡まで行ってきました。紅葉しかかった山、流れ落ちる白い滝は見事。
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でもー、着くまで気が付かなかったんですけど、車を駐車場に停めて外に出ると、そこには廃墟となったおどろおどろしい巨大ホテルが。知人が「あそこ出るんだって〜」とつい先日言っていたことを思い出してしまいました。
散策は程々にして美深に向けて出発。(私は怖がりなのです)高速に乗ってまず名寄まで。そして名寄から美深へ。遠かった…。でも高速を降りれば、運転中も風景を眺める余裕もあります。
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知らない名前の街をいっぱい通り抜けて、目指すホテル「青い星通信社」へ。私はハルキストではありませんが、美深は村上春樹の著作の舞台になった地であるとかでファンが集うブティックホテルだそうです。
私は建築好きなので、建物を見てみたかったのがここまで来た理由です。築70年にはなるだろうという、元々は警官の官舎を使ったホテル。東京で編集の仕事をしていたオーナーがホストです。
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客室は3室です。私はダブルルームの「火影」。ここでは頼めば夕食を出してくれます。(近くに食事するところはありません)それまで部屋でまた読書。
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夕食はフロントのある北棟で、オーナーさんがサーブしてくれます。食事のお共にクラフトビールとクラフトジンのジントニック。
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お食事はホームメイドの優しいお味。疲れた体に染み渡ります。
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こちらの宿で残念なのは、シャワーしかないこと。温泉でも行こうかと思いましたが、真っ暗(ホントに真っ暗)だし疲れたし断念。しかも意外とレインシャワーが気持ちよく、思いの外満足しました。この日も疲れたので早めに就寝。ますます悪化した五十肩の痛みを気にしつつ、ベッドに入ったのでした。