ブランディングトレーナーを始めた話①
ここ1年くらい社内で人事企画系の働き方をしてきたので内容をここにアウトプットしてこうと思う。
そして、文章にしてみたら結構長かったので何回かに分割して書いていく。
というかこんな長い文章書いたことなかったので、文章として、ストーリーとして完成しきったものではないので、駄文ではございますがお読み頂けたら幸いです。
【ブランディングトレーナー公募のお話し】
ブランディングトレーナーという役職が社内公募で始まった。
目的は、ブランドを理解したトレーナーが全店のサービス力を向上させていこうというものだった。
僕は社内外でもサービスには定評があり、それなりに大きな大会などでも入賞していたり、大会出場者の育成もしていた。
また、これまで育成担当としてインターンの子たちとも接する機会もあり、採用と育成にも携わっていた。
あとは入社に関わった新卒達へのトレーニング環境に不安も感じていたのでそのケアも出来ればという親心もあった。
そして、入社して3年ではあったがシニアの部類にあり、ブランドも理解しているつもりであったので自然と公募へ手を挙げた。
採用は全国で3人という募集で社員100人中10人くらいが手を挙げたらしく、そんなに競争率は高くなく、単なる筆記テストでの得点順だったので、苦もなく選ばれた。
僕だって無駄に3年は過ごしていないのだ。
そして、12月に顔合わせ含めて選ばれた3名が本社に集められる。
僕の他には2人の新卒がいた。
新卒なのだ。僕以外。
確かにテストの結果次第では新卒も選ばれる可能性はあるが、新卒かぁ…
二人がこれから先輩達に指導していくとなると色々と心配になってしまった。
社会に出て半年の彼女たちが、癖の多い大人たちに勝てるのだろうか…指導できるのだろうか?
そんな不安を持ちつつ役員とメンバーでの顔合わせとこれからの活動を擦り合わせていく。
その際、会社理念の理解度の現状を把握するべく役員たちが店長陣へテストを行なっていた結果を共有してくれた。
まぁ、なんとも酷い。
全問正解者0人。
この時点で結構前途多難だなと感じてはいて、役員たちも頭を抱えていた。
それでもチームとして結果を出さなければいけないので、半年後の目標設定と活動のサイクル、担当地域をそれぞれで話し合った。
僕は福岡在住で、家庭があり、子供も小さく、家も購入していたので、関東勤務は不可として、西日本の担当になった。
西日本は福岡、大阪、神戸、広島と広範囲だったがシニアであり、前職の経験なども買われて一人で担当となる。
現役員とも元々は現場で一緒に働いていたので信頼関係もあったうえだったので任せてくれたと思っている。
また、目的は全店のサービス力の向上だったので、目標設定はサービス面での評価基準を策定し、評価基準を元に店舗のサービスを点数化しフィードバック、点数の向上を目指していた。
月一の訪店となるので各店での活動をより密にしていかなければなというのがこの時の意気込みであったし、サービススキルを現場に伝えるのは僕にとってやりがいのある事だった。
続く