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夏からはじまるクリスマス

わたしのクリスマスは、夏からはじまっている。

え? って思いましたか? まあそうですよね。クリスマスって、日本では冬のものですもんね。
いや、わたしがクリスマスを海外で過ごしているとかそういうことではなくて。

わたしのクリスマスは、夏からすでにはじまっているのです。

なにって、クリスマスカードの発注とクリスマス柄の包装紙の手配です。

夏なんですよ、これやるの。
だから夏になると「ああ、そろそろクリスマスのこと考える季節だ……」と思うわけです。
そんなに早く、と思われるかもしれないですが、クリスマスラッピングって10月末頃からご要望いただくんですよ。それを考えると早すぎるってこともないんですよね。

書店員のクリスマスはサンタさんのお手伝いに明け暮れるわけです。

図鑑、えほん、図書カード、コミック、そのほかいろいろ。クリスマスプレゼントに選ばれる本はたくさん。スピーディーかつ丁寧に、ラッピングします。

1件ラッピングを終えて、自分の仕事を片付けようとマウスを握った瞬間に次のラッピングが入ることなんてしょっちゅうですけど、めげません。たぶん。きっと。嘘ですちょっとくじけそうです。

でも、これもらうのうれしいだろうな。たのしいだろうな。いいなあ。なんて思いながら、包んでます。

クリスマス当日を過ぎても、27か28日くらいまでは「まだクリスマスのラッピングってお願いできますか……?」と尋ねられたり。それを見届けるまでが、わたしのクリスマス。

さて、いよいよ今年のクリスマスがやってきます。

明日もラッピングがんばります🎁

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ゆめい|ゆる書店員📚
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