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「書店員」という看板を自信もって掲げられるか
前にこんなnoteを書いたんです。
わたし書店員なんですけど、その割に本の話ってあんまりしてないんですよね。
みなさん、「書店員」てどんなイメージですか?
なんかめっちゃ本読みまくってて、いろんな作家や作品に詳しくて、眼鏡かけてて、なんか、そんな感じかもしれないです。
そういう書店員もいます、もちろん。でも、そんな書店員ばっかりでもないんです。
漫画が大好きで流行りの作品にも詳しいけど、小説は読まないから文芸書には弱い、とか。
文庫ばっかり読んできたから読んだものには詳しいけど、児童書にはめっぽう弱くてロングセラーでもあんまり知らない、とか。
そもそも別に本が特別好きなわけじゃないけど、条件が合ったから働いてみた、とかね。
それぞれの生い立ち、読書遍歴次第なわけです。
そういうことって、実際に日々働いているわたしはよーく知っているわけですよ。
でも、みんながみんなそうじゃない。
わたし、ちょっと固定観念が強いというか。
書店員っていうからには、いろんな本を読んでて書評みたいなものが書けて、目利きみたいに人に本が紹介できる。そう思われてるんじゃないかなって。実はこわくて。
もちろんそういう書店員はあこがれで、そうなりたいと努力はしているけど。残念ながら、今はまだそこには辿りつけてないんです。
でもね、わたし、本がすきなんです。
書店員という仕事が、だいすきなんです。
メディアに出るような名物書店員にはなれなくても、わたしはわたしなりに、「書店員」という看板を背負いたい。
だから、決めました。
ゆる書店員を名乗ります。
え? って思われるはずなので、もう少し書きますね。
わたし書店員なんですけど、noteで書店員を名乗っていろいろやっていく自信がないんです。
本の感想noteひとつ書くにしても、「書店員ですって言ってるし、ちゃんとした感想とか書評とかしっかりした形で書かなきゃいけないんじゃ……」とか考えすぎてしまうんです。
その結果、書けないんです。でも書きたいんです。
そもそもわたしにそこまでのものを期待されているのか、という問題はあるんですけど……。
それなら、もっと肩の力を抜いて。ゆるく本のこと話せばいいんじゃない?
かっちりしたものはお出しできませんよ、と最初に宣言してしまえばいいのでは。
そんなふうに思って。
これは、あくまでもスタンスをゆるっとさせる。という感じで。適当に仕事しようっていうんじゃないのでご承知おきくださいね。
プロフィールもこの肩書き(?)に合わせて、変えていく予定です。
とはいえ、noteに書くことはこれまでと一緒です。本のことしか書かなくなるわけじゃありません。
いつも見守ってくださっているあなたに、お知らせのnoteでした。
これからもよろしくお願いします😊
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