演奏とゲームスキンの相性について
こんにちは。
演奏コースが作りたいけどスキンが決められない!という人向けに、今回はゲームスキンと演奏の相性について書きます。そんな人いるかな。いたらぜひ読んでください。
Tier A B C D の4段階で評価しますので、良かったら参考にしてみてください。
1. 初代スキン
評価: A
別にスキンにこだわり無いよっていう人は、初代一択かもしれません。
初代はあまりに演奏に都合がいいので、もう演奏界隈の間で結論が出ていると言っても過言ではありません。初代が最強です。
◎良い点
・楽器の種類が豊富
でかキノコ(三味線)、スーパーボールフラワー(オルガン)、マスターソード(シンセサイザー)は初代スキン固有の楽器です。さらに、くつクリボーとクイーンくつクリボー(アコーディオン)は初代と3スキン固有になります。以上の楽器を使いたい方は初代一択です。
・青ドクロやリフトの演奏がしやすい
初代スキンではPOWが持てないので、青ドクロ演奏などの際はプレイヤーをPOWで囲えば幽閉できます。他のスキンではそうはいきません。例えばPOWをワンワンの杭で代用するにしても、杭からワンワンを剥がすのに鉄球やボム兵を使わなくてはいけません。他にも方法はありますが、どう足掻いても敵パーツを多く使うことになり、パーツ制限の関係で不都合が生じます。その点初代はパーツを節約できます。
◉悪い点
・効果音がデカい
コインを取るときの音、ジャンプしたときに出る音が比較的うるさいです。高密度な演奏では、ジャンプを連打されることで演奏が途切れる場合があります。
・見た目がうるさい
これは完全に主観ですが、見た目があんまりキレイじゃない気がしなくもないです。固有の楽器を使わない場合は、私はめったに初代を使いません。
2. 3スキン
評価: B
3スキンは基本的には初代の下位互換です。
◎良い点
・くつクリボーの音が使える
初代同様、くつクリボーとクイーンくつクリボーの音が使えます。ただしこの後述べるワールドスキン、Uスキンにおいては代わりにヨッシーの音が使えるため、さほど大きな利点ではありません。
・初代より見栄えが良い
完全に主観です。
◉悪い点
・Pメーター
3スキン特有のPメーターですが、走るとピロピロピロピロピロピロピロピロ鳴ってうるさいので、走り演奏を作る場合は3スキンを避けるのが一般的です。
3. ワールドスキン
評価: C
ワールドスキンは他にない良い性質・悪い性質があるので、安易にワールドスキンに決めるのはあまりおすすめできません。
◎良い点
・効果音が小さい
コインの音やジャンプの音が、初代、3と比べて小さいです。スピランが付与されていても効果音に演奏が邪魔されることはありません。
・洞窟で反響する
洞窟スキンにすると音が反響しますので、エコーのような表現ができます。
◉悪い点
・Pバルーンが鳴らせない
初代のUSAキノコ、3スキンのカエルスーツ、Uスキンのどんぐりはいずれも短いストリングスの音が鳴らせます。ワールドスキンでこれらに対応するアイテムとしてあるのがPバルーンですが、Pバルーンは重力に従いませんので、音符ブロックを鳴らすことができません(実は頑張れば鳴りますが)。よって楽器が実質1つ少ないと言えます。
・ファイアパックンの音が重なる
ワールドスキンのみ、なぜかファイアパックンの長音が重なる仕様があります。上手く使えば迫力あるコードを押さえられますが、上手くいくケースは多くありませんので、基本的には短所となります。メロディなどの単音にファイアパックンは使えないと思ったほうがいいと思います。
4. Uスキン
評価: B
個人的に私は、可能な限りUスキンを使いたい人です。
◎良い点
・効果音が小さい
ワールドスキン同様です。演奏スピランを作りたいという方は、何か他のこだわりが無い限りワールドかUの2択だと思います。
・背景が美しい
キレイですよね。画像にもありますが特に星空のクオリティが段違いです。
・洞窟で反響する
ワールドスキン同様に洞窟でエコーのような表現ができます。
◉悪い点
・雑音が多い
効果音一つ一つが小さい代わりに、他のスキンには無い細かい音がたくさんあります。固い地面の上を走る音、画面内のスターのキラキラキラキラキラキラキラキラ、メカクッパのカタカタカタカタカタカタカタカタ、モートンやルドウィッグの鳴き声、、、これらは基本的に演奏の邪魔になります。
5. 3DWスキン
評価: D
残念ですが当然の結果です。
◎良い点
・背景が美しい
Uスキンと同じくらいグラフィックが細かくて、初めてマリメ2を触ったとき、それはそれは感動したのを覚えています。
◉悪い点
・音符ブロックが無い
論外です。
【おまけ】
では3DWスキンの演奏コースは存在しないのかというと、実はそうでもありません。
私が知っている限りではこの1つですが、私の大好きな職人Cardboard氏のコースです。
画像はMakerCentralから引っ張ってきただけなので現存するかは確認していませんが、あったらぜひ遊んでみてください。芸術です。
コース検索で3DWの音楽タグを探してみるのも、面白いかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
何かの参考になれば幸いです。それでは