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好きなコース#3

こんにちは。
ここまでの20コースは演奏が中心でしたが、ここから別のジャンルのコースも増えていくと思います。有名どころばかりになってしまいますが、良かったら見ていってください。

前回はこちら↓



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HAPPY place by わぎゃっと

シビア系高難易度スピードラン。
わぎゃっとさんが現在公開している3作の中で2番目に難しいコースです。クリア率は脅威の0.01%ですが…見ていただけましたでしょうか、めちゃくちゃ自慢になりますけど私、これクリアしました!!! かなり沼って長期戦になってしまったのを覚えていますが、何とか私にも攻略できました。その思い出補正もあり、今回ご紹介させていただきました。
前述の通り、複雑なギミックが というよりも針に糸を通すかのようなシビアな配置が特徴です。ひたすらにシビアなだけなら私は攻略前に辞めていたと思いますが、続けられた理由は何と言ってもその装飾の美しさです。天国のような地獄のような、混沌と華やかさを兼ね備えた、わぎゃっとさんならではの装飾。まだ知らないという方は、ぜひご覧ください。




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ワルイージピンボール  by ひこうきYN

ギミックを伴ったレール演奏。
これの魅力は、コース全体を通して感じられるワルイージピンボールの世界観です。なんだそれと思った方、遊んでみればわかります。本来はレール演奏で手一杯になるはずなのに、鉄球を操作して道を切り開くギミック、ピンボール台のマルマルを避けながら進む構造、レミーのボールに揺さぶられながら耐える後半戦、見どころが多すぎてここでは紹介しきれません。
ベースやドラムにも凝っているのに何故ギミックを作る余裕があるのか…未だに謎の多いコース、ぜひ遊んでみてください。




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Ultimate Speedrun 〜熾烈〜
          by しんの

マリメ2最高峰の難易度を誇るスピードラン。
これは『HAPPY place』とは対照的に、ギミックとテクニックで魅せるスピランです。装飾はほぼ地面で、点々と置かれた最低限のアイテムをマリオがものすごい動きで駆使して進んでいくのがすごく好きです。この地面ブロック中心の装飾、しんのさんご本人は何とかしたいと仰っていた記憶がありますが、個人的にしんのさんはこの装飾のままで居てほしいなぁという願いがあります。
装飾が派手すぎないからこそ、マリオがえげつない動きをしているのが際立つからです。カオスな情報量の中を進むマリオを唖然として眺めるのもまた一興ですが、個人的には、しんのさんの「何をしているかギリギリ理解できそうで理解できない」という絶妙な塩梅がすごく気に入っています。
ぜひご覧ください。




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Rightplace by Ms. Yarrow

レール演奏 × パズルアクションコース。
まずは演奏についてですが、ガボンとブラックパックンの深い重低音が魅力的です。したがって、例によってヘッドホン・イヤホン推奨です。原曲『Everything In Its Right Place』は妙に中毒性のある言わば「洗脳曲」です。人によっては変な曲だと思うかもしれないほどに癖の強い曲ですが、個人的にはどストライクで、ずっと聴いていたくなる音楽です。
次にパズルアクションについて。このコースはこっちがメインかもしれません。私の紹介シリーズではもう何度言ったかわかりませんが、演奏を入れるとどうしても「演奏がメイン」になってしまいがちです。つまり、使えるパーツの大半を演奏に支配されてしまう。このコースのパズルは、恐らくそれもあってパーツが控えめなギミックが多いですが、にも関わらずかなり複雑でとても楽しいです。『熾烈』でも言いましたが、最低限のパーツでハッとさせられるギミックを作る方々に目がないんだと、自分で思います笑
ぜひ遊んでみてください。




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怪物 by てっつぁんmusic

大ヒット曲の自動演奏コース。
いっとき『怪物』の演奏コースが鬼のように溢れかえったことがありましたが、その流れの中私が1番気に入っている怪物がこれです。良い意味で規則性があまり無い、というとあんまり良い意味には聞こえないかもですが、とにかく楽器の多様性が光っています。使う楽器を固定せず、そのときどきに応じて音色が変わるので迫力があります。普通、楽器の種類が多いとまとまりに欠けることもしばしばありますが、この演奏は不思議と調和がとれています。
作者のてっつぁんさんは私が尊敬する職人さんの1人で、現在は非公開ですが、合体演奏をTwitterやYouTubeにあげていたことで知っている方も多いと思います。他では味わえないタイプの演奏、ぜひ聴いてみてください。




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魔法の鍵 by チョコレート・ハイ

不思議な仕掛けの謎解きコース。
昨今の人気ランキングには定期的に「不思議な○○」系のコースが入ってきます。これは例えば、繋がっているであろう移動先と違う場所にワープしたり、同じ場所と見せかけて実は違う場所だったりといった、反直感的な仕掛けを楽しむものです。しかしこの系統、遊びまくっているとだんだん次の仕掛けが予想できてしまうという恐ろしい事態が発生します(経験談)。
そこでこのコースです。本質的には先程来言っている「不思議な」シリーズに近いですが、その仕掛けが予想できない。そして仕組みもよくわからない。チョコハイさんのコースは、マリメをだいぶやり込んだはずなのにどういう仕掛けで動いているのか理解できないというケースが結構あります。ランキングの「不思議な」系に飽きてしまったという方も、これはぜひ遊んでみてください。




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Fly Octo Fly by Evan

シンプルな演奏コース。
いわゆる人気ランキングでよく目にするタイプの演奏ですから、中には嫌う人もいるのかもしれません。しかし感覚的にこの演奏は他とは違った魅力があると思っていて、ダウンロードまでしてあります。
この演奏に特有の魅力とは何かというとそれはズバリ、カメックの音色です。カメックの音色、恐らくご存知の方は少ないと思います。私も知ってはいますが言葉にできないので、気になった方は鳴らしてみてください。不思議な音です。ところでこれは周知の事実ですが、カメックというのはワープしますので、演奏においてはその調整の面倒さからあまり好まれない楽器のひとつです。そんなカメックを見事に操り、人気曲と他ではあまり聴かない音色という一見相対するテーマの調合を見事に成功させています。
ぜひ聴いてみてください。




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かくれんぼ by taru◆taru

易しめのUスキン演奏スピードラン。
そもそもこの曲はサビが長いので、走り演奏との相性は今ひとつかと思われます。ですからそれをしっかり1コースに収めている時点でかなりの技量だと思います。そこにまさかのスピードランがついてくるという。
taru◆taruさんも演奏職人さんの中では珍しいタイプで、スピードランがあって初めて完成する演奏を作られる感じがします。3段ジャンプなどのシンプルなアクションだけではなくて、ドッスンが運んできた鉄球に足場を崩されたりといった、スピランとしての面白みがちゃんと残っているのが素晴らしいです。ぜひ遊んでみてください。




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空中庭園を飛び回れ!Ver.F
          by Hoimin

高密度スピードラン。
ギミックひとつひとつはシンプルですが、とにかくその密度が高く、余裕を与えさせないのがホイミンさんのスピランの特徴です。この「空中庭園」シリーズ、全3作を通してどんどんとホイミンさんのアイデンティティが確立されていくのを感じることができます。この「Ver.F」は3作目にあたりますが、ホイミンさんの良さがぎゅっと詰まった190秒だと思います。
坂TASや空中POWなどの特殊能力は必要ありません。求められるのは判断力と瞬発力と指の筋力だけ。ぜひ遊んでみてください。




30
Keizo: Nothing Special v2

KeiichiさんによるKaizo、通称Keizoシリーズから少し難しめの甲羅コース。
Keiichiさんは数々の高難度Kaizoコースを攻略している実力者ですが、制作力も光っています。甲羅系を遊んでいると、指示通り動いているのにギミックが作動しないといったことが稀に発生しますが、Keiichiさんの調整の上ではそれが滅多にありません。ですから、ある程度甲羅を触ってきた方ならノンストレスで遊べると思います。さらに背景の装飾も飾りすぎず、アクションに集中できる丁度いい飾りつけになっています。
自分にはちょっと無理そう…と思った方も、Keiichiさんはこの他にもう少し初心者向けの「Keizo Light」シリーズを投稿されているのでご安心ください。絶妙な調整が楽しめるKaizoコース、ぜひ遊んでみてください。




いかがでしたでしょうか。
だんだん鬼畜系も混ぜ始めましたが、これでなんと半分もいってないという。本格的に事の重大さを実感しはじめたところです。
あいにくこれを綴る他にも私はやるべきこと、やりたいこと、色々抱え込んでいますので、今後の投稿頻度は落ちるかと思いますが、何とか最後まで走りきろうと思いますので、良かったら最後までお付き合いください。
ありがとうございました。

好きなコース#4 に続きます