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金を搾り取られた上で神に縋り付く前に頼るもんあるだろ。

今日で退職から1ヶ月経ったらしい。
島根の片田舎から千葉県に戻り、一人暮らしを始める前よりものが増えた狭い実家でぬくぬくとお母さんのご飯を食べています。
お袋の味、最高。特にエノキの味噌汁が好きです。

この1ヶ月、役所に行ったり免許更新したりシーシャカフェに通ったり、退職して雀の涙とわずかなクレジットカードの支払いがあるとは思えないレベルで金を使っております。
母が常日頃から「お金は稼ぐのは大変なのに使うのは一瞬」と言っているが、まさしくその通りだと思う。
カウンセリングや診療もバカにならない金額だし。
そんなオンラインでの診療も先日支払いが遅れたせいで出禁を食らったわけだが(自業自得)。

さて。
一年弱、知り合いも友人もいない地で一人暮らしをしていたわけだが、その間に唯一腹立ったのが宗教勧誘である。
実家にいる時に来た記憶がなかったし、入社して3ヶ月暮らした地では一度も来なかったから油断していたのはある。
ちなみに、去年の夏から退職までの間を過ごした島根の家で五、六回凸られた。そのうち一回は夜勤明け。退勤して布団に入り、うつらうつらとして、もうすぐ熟睡できるかと思った矢先にインターホン。ドアを開けた時に宗教勧誘だと知った瞬間まじでブチギレてやろうかと思った。流石に法律があるので無言でドアを閉めるに抑えたが。締め出されてもなお人の家のドアをノックしてくるのは良くないと思うなあ。
その1ヶ月後にAmazonで買ったマグネット貼ったらパタリと止みました。

当時は仕事もうまくいかない、家に帰っても寂しくて病みまくっていた。
そんな時に宗教勧誘が来たのだ。
しかもそれが偶然か否か、高校の時に勧誘された団体と同じだったから正直怒りを通り越して笑いが出そうになる。

心が疲弊している時に人は神や仏に縋りたくなる。その心理を利用して人の弱いところに漬け込もうとするのだろうが、あいにく私はとても身勝手な人間である。
神社で賽銭を投げては神頼みするし、子供の時は親戚の家の仏壇にお線香をあげて手を合わせるときに思い切り二拍手して神以前にご先祖頼りにしようとしたこともある。
しかも日本人らしくしっかりクリスマスも満喫する。

テンプレの日本人らしく生活しているが、その裏で神に頼んだとてどうにもならないのが人間だということも理解している。
仮に連れて行かれるがまま団体の1人になって教祖さまを讃えたとて、立場を剥がされたらそこら辺にいる人と何も変わらないような人物にいくらお金と時間を費やしても地球温暖化は止まらないし天災は何度も人間社会を脅かしている。
私一人が入信しなくたって日本中に大量に信者がいる団体の力でもどうすることもできないなら、そんな教祖に私の金と時間を費やす価値はない。
だったらその金を飯と娯楽に回す。

再就職したとしてもしばらくは実家にお世話になるため、一人暮らし再開はまだ先の話になりそうだが、次の家では寝ようとしているときに凸られないことを願うばかりだ。

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